輝く夜 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 6391
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767781

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスイブのお話。ありきたりな話で結末が予想できるものの,とても後味の良い物語が多い。個人的には3,5作目が好き。

    1. ホームレスに食事とお金を与えた利他主義の女性の話。もらった鉛筆で3つの願いが叶うのだが,何を願うのかという話。

    2. 猫と女性と上司の話。

    3. 少し悲しい若くして癌を患った人のお話。これはパラレルワールドなのかと思ってしまう。これが脳内完結しているなら,先生との恋は実際のところなかったのだろうかなどと思ってしまう。

    4. 嘘をついたことを後悔する女性のお話。綺麗なお話とも取れるんですが,正直運ちゃんちょっと気持ち悪いなと思ってしまったのは私だけだろうか。。。ちょっとストーカー気質入ってないか。

    5. 最愛の婚約者を早くして亡くした女性のお話。僕はこれが一番好き。死のうと思った女性がどのようにして思い直すか,誰が助けるかが推しポイント。

  • 意外とこーゆーのを書けるんだなと思った。
    面白かったが、やはり百田作品は長編が良い

  • 奇跡的なことってある

  • どの話も感動する。設定はクリスマスイブでなくても良いと思うが、どの話も入り込みやすくて面白い。

  • 百田さんに、こういうショートショート。惚れ直してしまう。イメージ先行でゴツゴツしたストーリーかなと思いつつ、でした。

  • どの短編も面白かった。

  • 日常の有り難みを感じさせてくれる短編5本でした。描写が非常に綺麗で没入感があり、あっという間に読み終えてしまいました。

  • クリスマスの短編5本。全てハッピーエンドで幸せな気持ちになれる。言葉選びが美しい。特に第3話のケーキの話が好き。

  • なめとんのか、ワレ。

  • 短編集。
    クリスマスイブ、奇蹟が起こって不遇な想いをしてきた女性たちがハッピーになる話。

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    ほとんどの奇蹟の内容が、イケてる男性と一緒になれてハッピー!というのはどうなのかなとは思った。まあ、苦労してきた女性が報われる姿には感動してしまったけれども。

    そもそも幸せって何なのか、奇蹟に助けられた幸せは正当な幸せなのか、などとウダウダ考えてしまう自分のひねくれ加減が本当に空しい。

    何を幸せだと感じるかは人それぞれだけど、幸せではない状況に陥った時に「ああ、以前は幸せだったんだ」と気づいて嘆くのは悲しいかな。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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