輝く夜 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4700
レビュー : 700
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767781

感想・レビュー・書評

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  • 百田尚樹さんのクリスマスイブを舞台にした短編集。
    5作品共に主人公の女性が不幸!それでも、最初の2作は
    「女性ならこんな素敵な奇跡起きてくれないかな~と一度は考えるかも」と思えるような話で楽しく読めたが、後の3作は病気ネタなどで不幸すぎて気持ちが落ちてしまった。

  • クリスマスにちなんだ短編集。想定した読者層は女性と思われる。クリスマスの時期に読めたのは偶然だが、それはそれで楽しめた。

  • ザ・王道ラブストーリー

  • 読んですごく幸せな気分になった!頑張っていて健気で真面目な女性が幸せになるX'masの奇跡…みたいな短編集なんだけど、努力を怠りふてぶてしく不真面目な私でも読めば幸せな気分になれるんだから、小説って本当に素晴らしい娯楽ですね!特に派遣の話が良かった!夢一杯で!

  • ファンタジー!!
    名古屋ー東京での新幹線で完読。
    こんな不思議だったら、あったらいいな♪

  • クリスマス・イブの奇跡を描いたハートフルな短編集。
    5話収録されていますが、どのお話の主人公も優しくて一生懸命生きている、それなのに報われない待遇にいる人々ばかり。

    最初の話「魔法の万年筆」の主人公の女性は7年間勤めていた会社をあっさりリストラに合い、それなのにホームレスの人に同情してお金をあげるような人だし、次の話の「猫」の主人公である派遣社員の女性は片目のない猫を拾うような優しいひと。
    「ケーキ」は両親がいなくて施設で育ち苦労して美容師になった女性が主人公で、彼女は青春を謳歌しないまま、自分が癌で余命いくばくもないと知る。

    皆、謙虚な人ばかりで多くを望まない。
    普段から人に譲ることが多く、損をすることが多い。
    そんな人たちにイブの夜に起きた奇跡。

    話によってはあまりにご都合主義すぎると思うものもあって、結末がバレバレだという単純すぎるストーリーもあったけど、それはそれでまあ、いいか・・・という気になった。
    どの話も聖夜に起こる話だから。
    そんな特別な夜くらい、こんな奇跡が起きてもいいのかな~と。

    個人的に好きだったのは最初の「魔法の万年筆」という話です。
    ホームレスにお金を恵んだ女性はそのホームレスから願いが叶うという魔法の万年筆をもらう。
    所が、半信半疑な彼女は最初から人の幸せを願い、その後も人の幸せばかりを願ってしまう。
    こんなお人よしの女性に幸せがキラキラと雪のように降ってきたら確かに素敵だな~と思った。
    文字も大きいし、読みやすく、あっという間に読めてしまう本です。

  • 大人のためのファンタジーだなと思いました。確率的に、現実にはありえないだろうなという話なんだけど、こんなことがあったらステキだろうなと素直に思えます。

  • 聖なる夜を舞台にした、いくつかの短編恋愛物語になります。

    クリスマスは、特別な日ですね!
    でも、毎日が特別な日でもあります。
    今、日常にもっと幸せを感じて過ごしていきたいなぁって
    感じる作品でした。

  • 市井の片隅で健気に暮らす心優しい人々。その健気さを神に愛でられたかのような奇跡で、それぞれが幸せをつかむお話が五つの短編集。現実の厳しさを思えば、物語だからこその奇跡が少々ほろ苦く、でも、幸せにならなきゃいけないと思える人たちが幸せになる結末は、読んでいて、やはり心地よい。心がほっこりします。

  • 短編でサクサク読める「イブの夜のちょっといい話」 深く考えず、最後に少しほっこりでき、たまにはこういうのも挟まねば。 殺人やら、ドロドロばかり読んでちゃダメだね。

著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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