交易 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767866

作品紹介・あらすじ

われらが生き残る光明は、これだ!
藤之助率いる陸戦隊16名を大英帝国艦隊提督、閲兵す。

わずか16名といえど、心意気ではどこにも負けぬ――座光寺藤之助率いる帆船ヘダ号の陸戦隊員は、初めての外洋訓練で世界最強の大英帝国艦隊と対峙した。若き日の龍馬と出会い、唐人商人の積み荷を載せ、香港・上海行きを実現させた藤之助と玲奈。進むべき道を見出すことはできるのか……!? <文庫書下ろし>

感想・レビュー・書評

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  • 藤之助、坂本龍馬に会う。(龍馬が会いたがっていた)

    そして、ヘダ号で香港や上海等にも行きます。

    なんか、藤之助、商人になりそうな……。

  • 相変わらずの大活躍!!
    今度はまたも中国へ!香港、上海。

    さらには龍馬まで出てきた!!

    さてこの話どこへ向かっていくのでしょう?

  • 6月-2。3.0点。
    再び上海へ行く、藤ノ助。今回はヘダ号の船員達も
    連れて行く。
    坂本龍馬との出会いもあり。
    相変わらず、現実離れしている感じ。

  • 相変わらずの怒涛の快進撃で、
    とうとう自らの意志で国外行っちゃいましたか。
    竜馬も出てきて、この絡みが今後どうなるのか気になる。

  • 再び上海で活躍。今度は自分の小隊を引き連れて。

  • 友人に勧められて佐伯泰英を読んでみました。歴史とフィクションがミックスされていて読みやすい=====
    わずか十六名といえど、心意気ではどこにも負けぬ―座光寺藤之助率いる帆船ヘダ号の陸戦隊員は、初めての外洋訓練で世界最強の大英帝国艦隊と対峙した。若き日の龍馬と出会い、唐人商人の積み荷を載せ、香港・上海行きを実現させた藤之助と玲奈。進むべき道を見出すことはできるのか…。

  • 交代寄合とは徳川幕府の旗本直参の家格で、一万石以下でも大名と同等の待遇を受け、参勤交代を許されていた家の事。本著は交代寄合の伊那衆座光寺藤之助を主人公にした歴史小説。シリーズ化されていているようですが、私がたまたま買ったのは第13シリーズ。本巻では幕末に来航し大破したロシア軍艦の乗組員をロシアに帰すために、西伊豆の戸田で建造された、日本初の西洋帆船「ヘダ号」による、香港・上海への交易航海を描きます。ヘダ号は実在した船ですが、物語は完全にフィクション。割り切って娯楽性が高く描かれており面白い。別シリーズも読んでみようと思います。

  • 龍馬様が軽くあしらわれてしまい悲しい。冒険小説?

  • 佐伯泰英さんの藤之助シリーズ13巻「交易」を読んだ。帆船ヘダ号に陸戦隊員を従えた藤之助、玲奈が大英帝国艦隊と対峙する。新たな進路を交易に見出す。この巻では坂本龍馬を始め、海外の大きな流れに戸惑うも、大きな使命感に高揚する面々が描かれている。日々、何気なく過ごしている自分に渇を入れ、時間を大切にしなければと思った作品でした。

  • なんだか、もうどんな話だったんだか、最初の頃が全くわからなくなってきましたね。(^^;
    こうどうどうと外国と行き来されると、いくら幕末とはいえ、時代小説感が薄くなるような。
    船の話は楽しいんだけどねぇ。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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