エキゾティカ (講談社文庫)

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  • 講談社 (2010年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (271ページ) / ISBN・EAN: 9784062768030

みんなの感想まとめ

アジア各国を舞台にした短編集で、実話に基づくエピソードが多く含まれています。中島らもの独特の雰囲気と、アジアのゆったりとした感じが見事に融合し、読者を魅了します。旅行記としての要素が強い一方で、娯楽小...

感想・レビュー・書評

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  • 中島らもの旅行記とでも言おうか、半分以上は実話に基づくのだろう。わかぎえふを彷彿させる物語もある。アジアのゆったりとした感じと、中島らものダラダラした感じが、混ざり合い、独特の雰囲気を醸し出している。

    個人的には、このような紀行文より、中島らもは、娯楽小説の方が好きである。しかし、著作が増えない今、稀少な作品の一つとして、空想を楽しませてくれるのである。ファンにはオススメ。

  • 東南アジアの話には、行間からパクチーと魚醤の匂いがする。

  • 台湾に旅行するとき鞄に入れて持って行った。滞在先で読んでなかなかおもしろかった。

  • アジア各国を舞台にした短編集。インドのやつだけいきなり大槻くんとか出てきてノンフィクションぽかったですね(笑)。全部面白かった。

  • 寓話風の物語から青春小説、ホラー、しみじみと温かな気持ちになるものまで、らもさんのエッセンスが「アジア」を軸に、ギュッとまとめられた1冊。
    読むと、俄然旅に出たくなる。
    以下、各ストーリーの感想。

    ・ペットとイット(バンコク)
    何とも瑞々しい青春小説。
    二人の間にある、友情とも恋心ともつかないあえかな感情が甘酸っぱい。

    ・大世界的闇(上海)
    かいだこともない阿片の香りが漂ってくるような一篇。
    ラストにスーッと背筋が寒くなる。

    ・聖母と胃袋(香港)
    次々と出てくる食べ物の描写が、生唾を飲むほどに美味しそうなのに、読み進むほどに食欲がなくなる。

    ・KUMIKO(インド)
    この本に収められている中で一番好きな物語。
    読後、とても温かな気持ちになる。傍観しているようでいて、実は心優しいらもさんの人柄が伝わってくるような作品だが、それだけで終わらないところがまた、らもさんらしい。

    そんなわけで、私も旅行に行ってきま~す。

  • らもさん短編。彼が実際に目にしたであろう(実際は行っていない国もあるらしいが)アジアの各国の景色が色々な人物を通して描かれている。不思議なやわらかさとシュールさ。
    中島らもは、アジアがよく似合う。砂埃の中で、黄土色の半袖シャツを着て、ちょっと麻薬を吸ったりする。私の中でのイメージだが、だからこそこの作品はとてもらもさんっぽいのだ。
    KUMIKOが好き。後、韓国の犬を食べる話と日本の鯨を食べる話に納得。

  • 一話目が一番おもしろかった。

  • レディボーイのをリサイクル・・・
    そんなことできるの??

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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