ICO-霧の城-(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2819
レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768092

作品紹介・あらすじ

霧の城が呼んでいる、時が来た、生贅を捧げよ、と。イコはトクサ村に何十年かに一人生まれる角の生えたニエの子。その角を持つ者は「生贅の刻」が来たら、霧の城へ行き、城の一部となり永遠の命を与えられるという。親友トトによって特別な御印を得たイコは「必ず戻ってくる」と誓い、村を出立するが-。

感想・レビュー・書評

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  • ゲームの『ICO』は、仕掛け解きと操作が難しくて私はクリアできなかった。代わりに友人のプレイをずっと見ていたので、エンディングを見て感動した記憶が今でも残っている。

    小説はずっと気になっていたけど分厚いので敬遠してました。もっと早く読めばよかった…。すこし後悔している。無類のゲーム好きで有名な宮部さんの作品だけあり面白すぎて、ついつい夢中になって読みました。ほんと面白い♪ゲームでは描かれていない部分が小説で補足されていて、場面場面が浮かんでくる。懐かしい気持ちで胸が満たされました。

    最近ファンタジーも読んでいなくって心の中が砂漠のようになっていたけど、物語に癒されるというか、ファンタジー成分が補充されて物語って本当にいいな…と、再認識させられました。上巻がすごいところで終わったので、続きが楽しみ。

    本交換会で上下巻あわせて40円で購入。この本をおススメしてくれた方ありがとうございます(^^)

    「霧の城」を統べる女王、城に施された多重の封印。
    時の器、次期女王の少女。ヨルダ。
    生贄(ニエ)のイコ。
    呪いと血と生命、母性、城の継承。
    前に読んだ『怖い女』の呑み込む母(生命の回収)と同じ構造で、母から娘への連鎖が酷。女王にはヨルダが必要という…。
    ちょっと遊郭とも似たようなシステムで、本当によく出来てるなぁ…と思う。城萌え。

    2018年積読本消化47冊目。自宅で保管。

  • 角を持って生まれた子は、時が来たら霧の城の生贄(ニエ)となる運命…

    霧の城が起こした過去の厄災を目にし、生贄となる覚悟を決めたイコ。親友トトが持ち帰った「光輝の書」は彼を守ってくれるのか。

    囚われの美少女ヨルダと共に脱走を試みるイコの前に恐ろしい女王が現れ、驚愕の事実が明かされる…

    これ、元はプレイステーションのゲームらしいのですが、無類のゲーム好きの宮部さんが直々にノベライズを申し出たそう。
    石に変えられる古典的設定ながら、やっぱりわくわく。(メデューサや石ノ目、ナルニア国、氷の女王 等)

  • ※感想は下巻に纏めて書いてあります。

  • ゲームを好きな人からすると賛否両論らしいけれど、私は楽しんで読めた。ゲームもしたけれど。
    まっすぐに健気に頑張るイコも好きだし、少女も必死なところがいい。読んでいるとその建物が目の前に広がるみたいに、楽しんだ。

  • アクション系なので すごくやってみたかったが 自分には無理と思って諦めていたゲームの小説化。 なるほど、こういう話だったのか。 

  • 【収録内容】
     第一章 すべては神官殿の申されるまま
     第二章 霧の城
     第三章 ヨルダ―時の娘

  • 2010年11月14日購入。読書期間2010年11月15日~。

  • 【目次】
     1.すべては神官殿の申されるまま
     2.霧の城
     3.ヨルダ-時の娘

  • 2018.2.2(金)¥225(-2割引き)+税。
    2018.2.12(月)。

  • 宮部さんのファンタジーものは大好きで、これも楽しませていただいた。ゲームのノベライズだそうだが、ゲームの方は知らないので、却ってよかったかも。
    女王がイコに向かって、人間の本質を語る件はちょっとテンプレ的だけど迫力がある。そう清浄な生き物は人間とはいえないんだ。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。
1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。
大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。
『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2018年10月、『宮部みゆき 全一冊』を刊行。

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