花合せ 濱次お役者双六 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 106
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768238

作品紹介・あらすじ

第2回小説現代長編新人賞受賞作

「選考者の立場を忘れて夢中になって読みふけった……の一言だけで選評の任は果たしたようなものである。物語の開き方、ふくらませ方、閉じ方、いずれもみごと――特に一件落着のあとに、さらにもう一回り物語の柄を大きくしてくれるエピローグの置き方には舌を巻いた」――(重松清氏 小説現代長編新人賞選評より)

江戸の歌舞伎小屋「森田座」の若手役者・梅村濱次は、一座きってのおっとり者。ある日、道端で見知らぬ娘から奇妙な朝顔を預かった。その朝顔が幽霊を呼んだのか、思わぬ騒動を巻き起こす。座元や師匠、茶屋の女将まで巻き込んで、濱次の謎解きが始まった。ほのぼの愉快な事件帖。

感想・レビュー・書評

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  • 2019/5/27
    やった。面白いシリーズ発見。
    ホンマに私、歌舞伎モノ好きやな。
    歌舞伎モノだけどこれはピリピリしてないほのぼの系。
    もちろん芸には厳しいんだけど主役の濱次がのんびりしてるからな。
    濱次かわいいしお師匠さんは優しくて素敵やし座元も女将もいいキャラしてる。
    そしてみんな濱次に期待して見守ってるんよ。
    優しい気持ちになるわ。
    続き楽しみ。

  • 2019/2/11(月曜日)

  • 単行本からの再読扱い。住んでいる市の図書館にあるのは単行本で、しかもこの1作目のみ。シリーズを読み進めるには自分で手にいれないとなのです。

    閑話休題。

    二度目なのに、なかなか先へ読み進められなかった。
    けれども二度目なので、濱次の身に起こることを、落ち着いて読めたかなぁとも思う。

    濱次がどんなふうに今後化けていくのか、楽しみな作品です。

  •  デビュー作なんですね。やはり、他の作品に比べて見劣りがします。シリーズ物なので、続きに期待でしょうか。

     とは言っても、おっとりとした人物達で、嫌な感じはまるでないです。

  • 最初のうち読みにくかったけど、徐々に入りこめた。朝顔事件の話。

  • 主人公の若手役者・梅村濱次だけでなく、座元や師匠、茶屋の女将など脇役の造形が魅力的だ。
    今後の濱次の成長とそれにまつわるドタバタに期待。
    時間をおかずに、次も読まなきゃ。

  • 文庫版で読み直し。濱次お役者双六。実力はあるが、いまいちやる気のない女形濱次が突然朝顔の鉢を渡されて…。これで終わったと思っていたので続編が出ていて嬉しい。勘弥さんはどこまで知ってんのかねえ。

  • 江戸の大部屋女形、梅村濱次を主人公とした時代ミステリー。
    ある日突然、濱次は道端で見知らぬ娘から奇妙な朝顔を預かるが、その朝顔が盗まれ、思わぬ騒動を引き起こす。
    周囲を巻き込んで、濱次は謎解きに乗り出すが・・・。

    作者のデビュー作ということですが、個性的なキャラクターがいきいきと動きまわり、テンポのいい軽妙洒脱な筆運びに安心して読むことができました。

    事件の謎解きよりも人の心の機微に感じ入り、続きが早く読みたいと思わせてくれます。

  • 女形濱次シリーズ一作目。
    キャラクターが、それぞれとてもよく面白かった。のんびりとした面倒事は嫌いな濱次と清助のやりとりもよい。

  • 若手女形・梅村濱次.見知らぬ娘から朝顔を預かることになったのだが,その朝顔が忽然と消えてしまう.不可解な謎と思わぬ騒動.濱次の謎解きがはじまる.時代小説でもあり,最上のミステリでもある.何より抜群に面白い.読後感も爽やかで素敵.これは読まないと損だと思う.

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著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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