作品紹介・あらすじ
私たちの体にしみこんでいる仏教は、いったいどこが出発点だったのだろう。国境や伝統、文化の壁を越えて広がる教え。グラウンド・ゼロで見える人々の心の拠り所。そして親鸞の故地から見えてくるものとは-。海外版全六巻ついに完結。旅の終着点、親鸞の故地へ。
感想・レビュー・書評
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親鸞の「他力」や911後のアメリカなど。読んでいて今一つ内容に入れないのは、この「他力」というのが理解できないからか。
著者プロフィール
1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。
「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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