新世界より(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768535

感想・レビュー・書評

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  • 半分くらいから面白くなってきた。不思議な話で引き込まれる。読み終えたらアニメも見たい。それにしても分厚い。軽い腕のトレーニングになるレベル

  • 新世界より。

    千年後の世界。

    呪力を持つようになった人間。

    閉ざされた世界は理想郷にも思えた。

    しかし、真実の扉を開けた時、あまりにも暗く深い過去の闇を知ることになる。

    消されていく記憶、子供、悪鬼。

    そして、人間。

    或いは、人間であったもの。

    正義と悪。
    それは、いったいだれが決めるのだろう。
    正義が悪を生み出し、悪と決め付ける。
    悪にとって、悪は正義なのだと思う。

    人のこころに棲む「闇」の怖ろしさを知る物語です。

    「私達は人間だ」
    この言葉の意味がわかった時、この作家の恐ろしさを感じた。

    千年後、人は人でいるんだろうか?

  • 今から1000年後の日本、「呪力」と呼ばれる超能力を得た人類は、小さな集落を形成しバケネズミと言われる種を使役しながら、つましくも平穏な生活を送っていた。神栖66町で育つ主人公早希は、同級生達と共に呪力の研鑽に勤しむ日々だったが、ある日彼らと共に先史時代の人間が遺したと思われる情報端末機器を見つけてしまう。明かされる文明崩壊の理由、そして神栖66町の歪み。そんな彼らを、更に抗い得ない運命が襲う。中学時代『黒い家』を読んで死ぬ程恐い思いをしてから、大好きな筆者の作品。矢張り話に疾走感があって面白い!全く新しい世界が緻密に描かれていて、読んでいる方としては、まるでどこか異国を観光している様な気分。中盤あまり興味が無かったバケネズミの抗争にほとんど話が割かれていた点も後々合点がいく。ちなみにアニメも原作に忠実で絵柄も綺麗なのでオススメです。

  • 圧倒的異世界感。この設定を思いつくことがすごい。この世界の中を自由に泳ぎ回ることが出来るのが、読書の一番のすごさかも。

  • 面白し。さすが貴志佑介の人気作品。もっとハイテクな世界観を勝手に想像してたけど、超能力的進化はあるものの、住世界は寧ろちょっと古めかしい感じ。イメージとしては、恒川光太郎の諸作品とか、最近読んだ中だと”二千七百年の~”とか。漫画だと”ランド”みたいな。正直こういう世界観って、特に目新しい部分は殆どない気がするけど、書き手の解釈とかによって、いかようにも面白く味付けが出来てしまうんですね。禁を破ったせいでネズミ軍団に追い掛け回されてみたいなドタバタ劇が繰り広げられてるけど、世界そのものがひっくり返るような秘密も隠されていそうな予感も満載で、まだまだ前巻が終わったところだけど、ここからの展開に期待が膨らみます。面白し。

  • 上巻を読み終えるのに二ヶ月もかかってしまった。何度ももう読むのをやめようかと思ったけど3冊かってしまったし。(図書館利用ばかりなので珍しい)
    後半はなかなか面白くなってきたので残り2冊に期待したい。

  •  最初から生き残る人間の名前が出てくるので、他の登場人物はだいたい死ぬんだろうなあ、と予想できてしまいます。
     馴染みのない名前が出てくるので、「振り仮名どこだったっけ」と探したりしました。主要人物たちの名前は覚えやすいんですけれどね。
     世界観については問題なく「ふむふむ」と。ミノシロやバケネズミの描写が細かいのですが、ちょっと想像したくない表現があったのでどんな姿かはものすごくぼんやりしています。
     生物の描写が長いですね! そんなに書かれても興味ないからわかんないや! と、理解を放棄しました。なんとなく感じ取っている状態。
     
     序盤は「この世界変だよね・・・?」と読者に感じさせるところがちらほら垣間見えて、中盤で「なるほどー」と頷き、後半は「なんでここの展開をこんなに長く書く?」と疑問に感じたり。大事な部分なのかしら。後半の戦いは。
     
     中、下巻に対する期待は、真理亜が「何をしてしまったのか」という事実と、「遺伝子操作でPKの発症は抑えられなかったのか」という私自身の疑問が解き明かされるかどうかです。他にも「能力が芽生えなかった子供」や「能力が低い子供」はどうしたのか。学園の中庭には何があるのか。呪力はどうやって復活させるのか。仲間達とは無事会えるのか。
     
     伏線が回収されるところが楽しみです。

  • 面白い。
    世界観の構築が緻密で入り込んで読めました。
    続きが気になります。

  • 読み始めて何となく世界観が見え始めたところで「まさか和製ハリーポッター的
    な!?」と思い読むのを止めようかと思った。別にハリーポッターが嫌いってわけで
    はない(読んだことはない)けど、今はホグワーツでのファンタスティックなスクー
    ルライフを読む気分ではないから。
    とは思いつつ勿体無いので読み進めてみたら・・・おもろいではないか。
    特に中巻(文庫版)に入ってからはスピード感もなかなか、下巻の東京遠征と決戦は
    ハリーポッターにはない血生臭さもあって熱中できた。
    東京の地下での探索や決戦の際に、実際の場所がわかるような遺跡(駅看板や銅像や
    そこそこ有名なオブジェ等)の記載があれば臨場感もアップしたかも。今は見附から
    四ツ谷に向っているんだな?とか。

  • 【要約】


    【ノート】

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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