新世界より(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 10124
レビュー : 869
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768535

感想・レビュー・書評

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  • 1000年後の日本を舞台にしたサスペンスもの?出だしから独特の言い回し、世界観が展開されるので頭がフル回転します。
    そんな感じなのであまりスピード感もサスペンス感もないんですが、これが徐々に加速していく。異形の生物、隠された事実。そして巻き起こる念動力と争い。
    話が進むと共に加速していくドキドキ感はさすがです。早く中編が見たいです。

  • 1000年後の日本を舞台にした話。
    どこか不気味な世界観が緻密に描かれている。
    上巻のピークは、1000年間の歴史の一部が語られるところ。
    バケネズミの話はやや冗長。

  • 造り込まれた世界観と、さながら冒険小説のように立ち振る舞う少年少女たちの中に時折みせる残虐性と狂気性。バケネズミはある種のメタファーか、それとも直喩か。

    「黒い家」「青い炎」とは全く異なる空気感を描き出す貴志氏の筆力には毎回驚かされるばかりだが、上巻に限って言えば、冒頭から「異質」への予感をさせながらも500ページを要するほどの進展ではない気がする。次巻に期待したい。

  • これを本当にアニメ化したのか。

    昨年、著者の作品が続けて映像化されていたので、一足遅れて流行に乗ってみる。

    千年後の未来。
    主人公の女性が、幼少期から十年前までのことを手記に記す形式で物語は語られていく。

    閉ざされた町、不可思議な生物、恐ろしい伝承、「呪力」という名の人間の超人的な力、徐々に明らかになる奇妙な風習。

    特に、バケネズミやミノシロモドキなどの、この時代独特の生物の描写がおぞましかった。

    中盤での動く図書館との出会いによって、子どもたちの運命は動き出す。
    この世界の過去にはなにがあったのか。その片鱗を聞くことになる。

    暗い穴の中で追い込まれる場面は、手に汗握る。
    一難去ってまた一難か。
    中編に続く。

  • 久しぶりの本、久しぶりの小説。
    あぁー、アニメ先に見るんじゃなかったー。それでもおもしろい。最終巻まで一気読みの予感しかない。

  • この人序盤はすごく面白いんだけどね。どうやって結末に持っていくのか楽しみです。

  • この世界観は好き。久しぶりにファンタジーで楽しんだ!

  • 1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力」を得るに至った人類が手にした平和。念動力の技を磨く子供たちは野心と希望に燃えていた……。隠された先史文明の一端を知るまでは。

    王様のブランチで栗山千明さんがお勧めされていたのを観て、興味が湧き手に取ってみました。
    なかなか上中下と分かれている大作は、読むのが大変で手に取らないことが多いのですが、これはそんな分厚さ・長さなんて気にならないくらい良い意味ですらすら読めました。
    出だしである"上"はやはりSF・ファンタジー物にはつきものの世界観の説明が長く、本題に入るまでは根気よく読み続けなければいけないのが大変ですが、後半になるにつれてだんだん見えてくるこの世界の暗闇と謎にわくわく感が湧き上がってきてページをめくる手が早くなります。

    このシリーズに興味を持ちまず調べて見たらアニメと漫画も出ていることを知り、いても経ってもいられずアニメを先に観てしまっていたため、本を読みながら頭の中には映像が流れてきて思い出しながら読み進めることになってしまったのはちょっと残念。
    ですが、アニメがいかに原作に忠実だったのかを知ることが出来たのは良かったかな。


    便利そうに見える念動力も無限に使えないところや、大人たちが必死に隠している世界の秘密、主人公たちに襲い掛かる危機の行方等、気になるところで中巻へ。

  • 前半の展開が少々緩く億劫

  • 新世界より
    全三巻読了。
    いまから1000年程先の未来、人類は科学技術文明を捨て、呪力と呼ぶ念動力を基盤に社会を成立させていた。
    呪力による結界で護られた小さな町で、生きるための素養としての呪力を身につけながら大人への階段を登る思春期の少年少女たちが、結界の外に出てしまった時に見たものは。
    なぜ人類は科学技術を捨てたのか、ヒトの進化の先には何があるのか、小さな町に訪れる最大の危機に彼ら彼女らの下す結論は、人類の未来は。

    貴志祐介の著書ははじめてだったが、とても読みやすくスラスラ進むSFミステリ。まぁ途中で中だるみ感もややあったけど。面白かった。

  • 2014.06.07

  • 上,中,下の3巻の初めという事もあり,世界設定の説明がなかなか長かった。しかし,中盤から物語が動き始め,中盤以降は一気に読了。面白いと思います。
    日本語の正しい表記というか,漢字表記のお勉強にもなりました。
    なんとなく,M・ナイト・シャマランの『ビレッジ』の様なお話しなのかと思いきや,違うようですね。
    中巻が楽しみです。

  • 貴志祐介は「悪の教典」から入ったので、こんな作品もあったんだなという感じ
    しかしやはりSFは苦手

    読了したが、面白いという感覚は無かった

  • 未来の話なので、前半はその時代や生き物の説明が多く、引き込まれるのに時間がかかったが、中盤以降は一気に加速。
    続きが楽しみ。

  • 1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    アニメ見てないんだけど、原作から先に読もうって思って読み始め、設定にいまいちついていけない!
    今の所まだ状況を把握するので精一杯で…
    これはアニメ見てからの方が私にとってわかりやすかったかもしれないと思いつつ、
    この人のはいつも面白いからやっぱり原作から読みたい…

  • 久しぶりに読んだファンタジー。読む人の倫理観と想像力によって広がる景色が全く変わりそう。

  • 世界観、設定が面白くてガツガツと読み進めました。
    病的に美しい…の帯は途中で見たので「なるほど!」と納得。

    読み手に想像力が必要とされる本のような気がします。
    アニメを見たら色々補完されるのかな?

  • ファンタジーな世界

  • アニメ化の直前に読んでからアニメを見ようと思ったが分量の多さに、時間に余裕が出来たらなどと先延ばしにしていたら1年後に読む羽目に(笑)上中下巻で1500ページにも及ぶ長編。
    今の人類が何らかの原因で死滅し新しい人類が生まれて数千年ごの未来の話。意外にも近未来SF的なガジェットは一切登場せず、むしろ近代文明的なものとは真逆の世界のなか、人類は念動力とよばれる力を獲得していた。という設定。子供たちは必要以上に純粋であることを求められ、管理されている・・・なぜこんな世界なのか。その謎は子供たちの成長と冒険のなかで徐々に明らかになっていく。

  • SFっぽかったので敬遠してたけど、すごくおもしろい。主人公の回想で語られるストーリー。どんな経緯でどんな結末になるのか、中巻、下巻も楽しみです。

  • 大好きな貴志祐介さんの長編ということで、3巻いっきに買っていっきに読みました。その上巻です。大長編、しかも遥か未来のお話ということで、舞台設定の説明などがされているため、退屈な部分があります。でもここを押さえておくと、上巻の半ば以降の怒涛の展開がとてつもなく面白くなります。貴志祐介作品の中で一番好きな作品です。

  • 3年くらい前に読み始めて、震災が起きてから読むのを中断してなんだか気乗りしなくなってやっと読んだ本。3年が経ってまた一から読み直したら3年前の状況と今がずいぶん変わってるためか感慨深かった。。。
    物語は未来のお話で他のレビューでもよく見るように和製ハリーポッター!呪力を使うことのできるようになった人間のお話。
    まだまだストーリーは序盤で終わってしまうため、中・下巻に期待。ただ上でも既に説明説明でちょっと難しいかなぁ。。。

  • 現代から千年後の世界を舞台にしているのに,人間vsバケネズミの戦いは,これまで私達人間が繰り返してきた様々な争いと本質はかわらないように思えた。強者が弱者をコントロールしている様子,お互いに言い分や主張をぶつけあっている様子…。人間達の村でも,悪鬼の誕生を恐れて大人が子供を徹底監視している状態…。共存共生の難しさをあらためて感じました。
    よいなぁと思ったのは,自然にあふれる風景の描写です。読んでいると情景が浮かんできます。

  • アニメ見てなかったらイメージするの難しい。

  • 下巻のレビューに書きます。

  • アニメを見ていたので結末を知っているものの、それでもなお面白い。

  • 中盤から後半にかけていきなり面白く感じました。2014.3.10了読

  • (講談社文庫)

  • 下巻にまとめて記載

  • 千年後の日本が舞台。
    やのに、なんだか昔。
    で、帯の言葉を借りるなら“病的に美しい”。
    やからか、悪鬼とか業魔とかがイヤに生々しい。
    それが足元からチリチリとくる感じでゾクゾクする。
    ゾクゾクするけどワクワクもする。

    主人公たちが「今現在が、たぶん、これまでで一番危険な状態なんだ。」ってトコロで終わってるから(中)を早く読まなくっちゃ( ´艸`)

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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