新世界より(中) (講談社文庫)

  • 講談社 (2011年1月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784062768542

作品紹介・あらすじ

町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。(講談社文庫)


プラチナ本 OF THE YEAR 2008『ダ・ヴィンチ』第1位

恐怖とは内から芽ぐむ。
人間の心から出た膿が、社会を、自らを異形化させる。

心に埋め込まれた暗示が、都合の悪い記憶が蘇るのを妨害しているのだろうか。知らない方が安全――でも。警告は繰り返される。

町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。

みんなの感想まとめ

禁忌を破った子どもたちが直面する恐怖と真実が、次第に明らかになっていく物語が展開されます。彼らは、外界に潜む異形の生物や過去の歴史、そして自らの記憶操作の真実に気づきながら、見せかけの平和が崩れ去る様...

感想・レビュー・書評

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  • 封印された呪術はどうなるんだ!?
    彼らは無事に街に戻れたのか!?

    子供達が見てはいけないものを見てしまった後、街に戻るところからはじまる。

    平和に見えていた世界だったが、取り巻く異形の動物たちの正体、伝説の真意、この世界の歴史も、次第に解き明かされてくる。

    記憶を操られ、危険因子を持った子供は排除される。

    いち早く悟った一班のメンバーは、この世界から逃走しようとする。



    瞬くん、、、
    すばる、、、。゚゚(*´□`*。)°゚。

    ま、まさかこんな展開なんて!?
    誰が想像したでしょうか!?

    突然現れた良くん。
    誰やねん!
    お前、誰やねん!!( `・д・)っ))

    それから朝比奈富子の存在。
    早季ちゃんは凄い子供なのか!?
    一応早季ちゃん一人称の書き手なのだろうけど、早季ちゃんには瞬くんほどのヒーローイズムが感じられないのだよな。。。

    それから守くんと真里亜ちゃん。
    大丈夫なのか!?
    守くん、あんま魅力なかったよね?
    これまで全然魅力的じゃなかったよね?
    真里亜ちゃんは守でいいのか!?
    ↑そこじゃねーよ( `・д・)っ))

    下巻も楽しみです!!o(^▽^)o

    • 1Q84O1さん
      同性愛で異性愛で同棲愛していた…??
      なんか凄い状況!!!w
      同性愛で異性愛で同棲愛していた…??
      なんか凄い状況!!!w
      2024/09/02
    • yukimisakeさん
      また誤字!!(/ω\*)
      でも良いか、同棲してる事になって既成事実作れるし(*´ω`*)

      週末同棲です(`・ω・´)キリッ
      また誤字!!(/ω\*)
      でも良いか、同棲してる事になって既成事実作れるし(*´ω`*)

      週末同棲です(`・ω・´)キリッ
      2024/09/02
    • bmakiさん
      一休さん、雪さん

      相変わらずラブラブで(๑>◡<๑)
      末長くお幸せに(ღ*ˇᴗˇ*)。o♡
      一休さん、雪さん

      相変わらずラブラブで(๑>◡<๑)
      末長くお幸せに(ღ*ˇᴗˇ*)。o♡
      2024/09/03
  • 中巻に入り、スピード感が上がり、更に色んな違和感を覚える。不思議な感覚。どんな結末に向かうのか、下巻が楽しみ。

  • 町の外側の世界を見てしまった子供達。バケネズミの攻防。大人達の隠している世界の過去。先史文明の遺産。知ってはいけない事を知ってしまった彼らは、ようやく町に帰り着く。
    彼らは、自分たちの記憶までも操作されている事に気がつく始める。そして、恐る業魔の危険を排除する為、危険視された子供の排除をしている事を知る。排除されると気づいた子供2人は結界の外側で生きる事を決心する。
    ヒト以外の生物は、呪力を持たない代わりに、大きさ形状など独自の発達をみせる。
    図書館の自走型端末“ミノシロモドキ”は、ミノウミウシに擬態したものらしいけど、自走して図書館が来てくれたら便利だけど、ビジュアル的に使いこなせないなあ。
    下巻で、2つの伝奇が絡んでくると期待する。

    • 1Q84O1さん
      おびのりさんのレビューを読んでると、こんな内容だった!って思い出して来ました(^^)
      いよいよ下巻ですね♪
      おびのりさんのレビューを読んでると、こんな内容だった!って思い出して来ました(^^)
      いよいよ下巻ですね♪
      2023/03/29
  • 中巻においては上巻でのこの物語との出会いによりわたしの中の「内的世界」が少しずつこの物語により広がっているので、よりこの「新世界」の世界観に浸りながら読み進めることができた。
    「呪力」の存在がもたらした奇妙な未来の「新世界」は、主人公に「確かにあったはずの出来事」に歪みを生み出しこの世界の見え方を、意思を持って変更しているような展開が上巻含め少しずつなされていた。
    この「新世界」における現実は果たして、虚構なのか?真実を知る存在はどこにあるのか?をワクワクしながら読み進めることでよりわたしの中でこの「新世界」のイメージが醸成されているように感じる。
    子どもたちの深層心理に閉まっている「新世界の真実」がどのようなものかは子どもたちの思考や記憶に歪みをもたらす町や大人、それを超える上位存在なのか、下巻の締め方に期待したい。
    記憶を操られた子どもたちには「あったはずの思い出」も「思っていた人の存在」も消えてしまう。家族であろうとも恋人であろうとも自分の意思に関わらず。そのような壮大なSF設定、自分たちの閉じた世界がまるで地球全体のようなセカイ系作品の良さを読み味わった。

  • ストーリーの結末が気になってあっという間に読み切ったが、何だかなって感じ。
    性的描写が多くて、未成年同性同士なのは読むのを躊躇う。
    とはいえ、下巻が楽しみ。

  • え、、、、、、、、、、、



    しゅ、瞬ーーーーーーーー!!!!!


    。・゚・(*ノД`*)・゚・。

    まじかよー
    なんで今なんだよ!
    なんでもっと早く「好きだ」って言わなかった!!

    il||li_| ̄|○ il||li


    1000年経っても いつの世も
    都合の悪いことは 力のあるものに隠されて
    弱いものは何も知らずに 平和な世の中だと騙されて
    「秩序」を乱すものは消されちゃうんだろうか


    やばいよー
    バケネズミ怖いよー
    絶対 信用できないよー
    大人も信用できないしー

    早く下巻読みたいが
    まず図書館本だ
    次の人が待ってて予約延長できないからね( ´ㅁ` ;)アセアセ



    これアニメ化されてるんですよね?
    子どもたちのラブシーンってこんなラブラブには てか生々しくは描かれてないよね?

    • ゆーき本さん
      ss512さん
      アニメのED曲は「割れたリンゴ」であってますか?
      YouTubeで見つけましたが 歌詞がストーリーに合ってますね〜.•♬

      ...
      ss512さん
      アニメのED曲は「割れたリンゴ」であってますか?
      YouTubeで見つけましたが 歌詞がストーリーに合ってますね〜.•♬

      マンガの方は試し読みだけ読みましたが、ほんとに中学生か?ってくらい発育がいいですね笑

      バケネズミとか不浄猫のイメージが いまいちよく出来なかったので 映像で見ると なるほどなぁって

      守の頭はほんとに爆発してますね笑
      2024/06/28
    • yukimisakeさん
      主人公は、スズメバチです…笑

      一応、どんでん返しはあります
      (╯°□°)╯︵ ┻━┻
      主人公は、スズメバチです…笑

      一応、どんでん返しはあります
      (╯°□°)╯︵ ┻━┻
      2024/06/28
    • ゆーき本さん
      主人公なんかいっ!笑
      主人公なんかいっ!笑
      2024/06/28
  • 起承転結の「承」かな?
    それでも、だいぶ、謎の確信に触れてきた感じ。

    わかる事が増えていくたびに浮き彫りとなる残酷な世界。悪鬼と業魔の恐ろしい描写。バケネズミの不穏な動き。どれもこれも、重要なピース。これらが下巻で組み立てられていくのが楽しみで仕方ない。

  • 登場人物の名前が普通の日本人で、その辺りは取っ付きやすくて良い。
    なにしろ主役の苗字が渡辺。良いと思う。
    物語りは主人公の一人称。
    一人称で読むと自分ごとに感じられるからまた良い。
    上巻で子供だった主役達が少年になり青年になり、職業を持った大人になる。
    世界観もわかってきたし、主役達の成長過程での体験もわかって、いよいよ大人になる。まあまあ冴えない仕事の大人。
    人となりがわかるのでますます感情移入しやすい。
    中巻で話がドドドっと動く。
    導師のような大人、トリガーハッピーのような大人、万能ヒーローのような大人も出てくる。
    そして、失う。頼る大人達が居なくなっていよいよ主役達が自分の意志やスキルを使って進路を決めなければならなくなる。
    ハラハラドキドキ

  • 14歳には過酷な新世界です。

    悪鬼や業魔になってしまうのか?
    Xか早季か、はたまた他の誰かか。

    飛躍が過ぎるかな。
    いや、だって新世界だから、何が起こってもおかしくないぞ。
    結末やいかに・・・

    下巻へ

  • おもしろい!ディストピアの真相が徐々に明らかになってくる。

    疑わしきは罰する!ふと冤罪を描いた太田愛さんの幻夏の一節を思い出す。刑事裁判の原則を示す法格言には、このような言葉があるとあった。
    「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰することなかれ」たとえ犯人を逃しても、無辜を罰しない!
    人権を尊重した法治国家の中の危うさ描いた作品。

    そして「新世界より」は無辜を守るために社会が崩壊した過去を教訓に、「無辜を罰することも辞さない」体制へとシフトし、徹底管理社会で人権とは?が問われる作品。

    どうも自分は今、社会の在り方を問う作品がブームみたい。

  • グロい。でも、この世界にどんどん引き込まれていく。

  • 上巻はこの異常で不気味な世界に馴染む様に読み終えた。
    中巻は、もう、とても濃厚だった。
    元々早熟な子供達が少し成長して、恋愛感情も、その表現もとても濃く描かれている。
    異常な世界となっていった町の過去も、凄惨さが濃く描かれる。
    どこを読んでも…濃い。

    読んでいても、何だか泥の中へ引きずり込まれる様な感覚だ。
    爽快感はないし、疲れるし、私にはかなり異質な物語だけれど、続きは気になってしまう。

    納得のいく結末になるのか。
    下巻へ。

  • 次々と明かされる真実に読む手が止まらなかった。人間が超能力に目覚めた場合、社会が力とどう向き合ってゆくのか。悪鬼や業魔を含め、その部分が緻密に考察されていて圧倒された。中巻の時点で文句無しの名作だった。

  • 千年後の世界で物語は一気に進んで、様々な謎が少しずつ解かれていく。更なる展開に期待。

  • 誰が真実に近いのか。人間はどこへ進もうとしてるのか。バケネズミ怪しい…バケネズミの視点から人間を見れば、そりゃ恨みも積もるだろうな。いい加減、大人も信用できなくなってきた。
    ミノシロモドキにもう一度会わせてほしいな。色々聞きたい。そして唐突な性描写には戸惑ってしまう笑
    妙に狭い地域に限定された話だけど日本やアジア、世界はどうなってるんだろう。日本の人口も5万人足らずという話もあった。果たしてこんな町の存在が成り立つものだろうか。

    主人公は町、大人、人間の真実を突きつけられる。そして実験対象になっていた主人公は自らの意思で抗うことを決意する。

    愧死機構(きしきこう)と言われる遺伝子に組み込まれた、攻撃抑制機能により、人は人を殺せない。
    その機能が正常に動作しない人は悪鬼と呼ばれ、自らの力をコントロールできない人は業魔と呼ばれる。
    どちらも処分対象であり、教育委員会の決議により抹殺され、人々の記憶からも消される。
    残酷ながらも、人類が生きるために作られたシステムだった。

    失われた記憶が主人公達を核心へと進ませる。
    下巻へ進む。

  • 上巻では5人の冒険譚の結末が、この巻では町を取り巻く環境が明らかになってくる。
    早季と覚はどんな道を進んでいくのか?下巻にGO!

    作品紹介・あらすじ
    町の外に出てはならない-禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。

  • 上巻に続いてとても面白かった。でも悲しくなるエピソードで占められていた。ブルドッグのすばるのところは心が痛かった。下巻をすぐにでも読み進めたい。

  • 物語のスピード感が増して面白くなってきた。
    この世界の秘密が少しずつ明らかになり、町の印象が大きく変わった。
    この世界は「人間の恐怖心」に基づいて成り立っており、恐怖が子供を選別し、徹底的な教育を行っていた。
    主人公達の運命と、閉ざされたこの世界がどうなるのか…下巻へ進む。

  • なかなかのスピード感で進む。平和だと思っていた世界がこんなにも大人の偽りだらけだったなんて。
    主人公たちは14才なのに、かなりグロテスク。性描写は必要なのか。ボノボがお手本だから?
    相変わらず難しい漢字が多いけど、世界観はすごい。

    Ⅱ夏闇(承前) Ⅲ深秋 Ⅳ冬の遠雷

  • H29.12.22 読了。

    ・悪鬼、業魔の正体とは。5人の仲間たちの運命は。教育委員会、倫理委員会、バケネズミ、不浄猫などなど。
    独特の世界観が後巻、どんな物語の終焉が待っているかを期待させる展開は、読んでいて面白い。
    後巻も楽しみ。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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