- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062768801
感想・レビュー・書評
-
学生の頃読んだクラインの壷という作品を思い出し、買った作品。まだ初期の作品らしく、荒削りだったり、プロットがむき出しだったりはするけど、やっぱり面白かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう読めないと思っていた岡嶋二人の新刊(短編集)
これと言った興奮もなくあっさり終わっちゃった感じ。
長編がどれもおもしろかったので、期待しすぎたかな。 -
帯につられて買ってしまった、今さらの岡嶋二人。短編集なので捻りも少なく、というか深読みしたわりに、あっけなく終了することもしばしばだったり。
-
先ずは今の時代に岡嶋二人の"新刊"が読めるとは思わなかった!いや~、この人たちの作品はほとんど制覇してるだけに本屋で手にしただけで感慨深いものがあったし、実際に読んで久し振りに味わう岡嶋二人テイストの世界観がとにかく懐かしい!!
以前刊行されていた「記録された殺人」も既読ではあるものの、それこそ何年も前なので記憶にもあまり残ってなかったから、初見のような感覚で単純にこの軽やかな作風を楽しめました。
岡嶋二人テイストも然ることながら、まだまだケータイもPCも普及していなかった時代を振り返ることがでる作品だ。。この時代だったからこそのトリックやアリバイ工作など、古臭さは否めないものの、半面では目新しくもあったように思える。
…ただ、懐かしさを除けば未収録作品である入江伸子シリーズはプロット優先なご都合主義にも見受けられてたように感じられてちょっと残念。。。
ま、内容の細かい事よりも、色々と懐かしさに浸れる時間を持てた作品だったコトは確かだ!
時間があったら他の長編も読み返そうかな。。。 -
普通な感じ。
-
衝動買い。クラインの壺が好きだったので。…うーん、短編集かぁ。そのうち2話は同じ主人公。クラインの壺のような、衝撃はなかったかな。表題作の【ダブルプロット】は、実話なのだろうか。だとしたら、相談をうけた推理小説家って誰だろう。それが気になる。
-
短編集だからかはわからないけど、
トリックにしても人物描写にしてもお粗末というか稚拙という印象をうけてしまった。
岡嶋二人、長編は面白いのかなぁ.... -
この本が出たとき、担当編集者の方(?)が、「ある意味で物故者の作家の作品のことを、作家本人から話をきくこと自体がミステリー!」というツイートをされていました。全くその通りで、大好きだった岡嶋二人はもういないんですよね。もう新作は読めないと思っていた作家さんの、新作が読めるなんてファン冥利に尽きます。
短編集ですが、最後に収録された表題作「ダブル・プロット」は、コンビ作家の執筆の状況を描いています。「クジで負けた方が原稿を書く」とか、何だかナマナマしいな、と思ったのですが、解説によると実際はそんなことはしていなかったとか。最後の最後まで騙されてしまいました(笑)
http://twitter.com/#!/mayumishinmachi/status/36987051945635840
http://twitter.com/#!/InoueYumehito/status/37027824804040704