蛇の王(上) ナーガ・ラージ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769006

作品紹介・あらすじ

炎熱と騒乱に煙る19世紀中頃のインド。植民地支配の手が隅々まで伸びつつある彼の地を訪れたアイルランド人記者ダニエルは、秘密殺人結社「タグ」の首領に出会う。かつて"蛇の王"と呼ばれた老人が語った半生は、他民族を恐怖に陥れる血塗られた日々だった。インド史絵巻を壮大に描く傑作エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻の上巻。
    主人公 東インド会社(イギリス人)から疎まれ、幽閉されている秘密殺人結社タグの首領。
    その取材をしているアイルランド人(イギリスから同じく迫害を受けている民族)の自伝から始まる。

    殺すべき人を殺す。殺すからには、美しく殺す。彼らの場合、組織的に、上を向かせる人、そこの隙をついて、黄色い布で首を絞め、気絶させてから、殺す。

    不思議な感覚だとおもったが、武士も王を侮辱した場合や戦の場合など、人をキル。

    が、現代に取っては不思議な思想。


    ちょっと日本語が固くて読みにくい。。。。

    話がどこにいっているのか、わからなくなるが、少し歴史本+エンターテイメントがおりまぜられており、楽しかった

  • 19世紀インドの秘密殺人結社〈タグ〉最後の首領が語る物語。
    2005年集英社が講談社で文庫化。書店で見て気になった。
    発注なし。単行本は所蔵あり。

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著者プロフィール

東郷隆/横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館学研究員、編集者を経て、作家に。詳細な時代考証に基づいた歴史小説を執筆し、その博学卓識ぶりはつとに有名。1990年『人造記』等で直木賞候補になり、93年『大砲松』で吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、12年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一賞を受賞。その他著書多数。

「2022年 『妖変未来記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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