キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1726
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769037

作品紹介・あらすじ

満員電車の中、三十代の女性がナイフのようなもので切りつけられる事件が立て続けに起こった。探偵・鷹知祐一朗から捜査協力の依頼を受けた小川と真鍋は、一見無関係と思われた被害者たち全員に共通する、ある事実を突き止める。その矢先に新たな事件が起こり、意外な展開を見せるが…。Xシリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 切り裂き魔。身近に起こりうる危険で、電車ではハラハラしながら読みました。
    人間は、情が絡んだら何をしでかすかわかりません。
    真鍋と小川のコントのようなやりとりは、シリアスな場面でも笑わせてくれる。和ませてくれる。
    そんな2人のファンです。

  • 眞鍋くん、デリカシーなくていいキャラですね。小川さんはなんかサバサバしているようでいてお茶目な感じもあり良いです。そして今作もアクションがあり、なんと萌が活躍してくれました。犀川先生とはどうなっているのでしょうか。。楽しみですね。

  • このシリーズはミステリィの部分よりも、会話などのテンポの軽い部分がメインなのかと思った。殺人事件もグロくないので、寝る前に読むのにちょうどいいです

  • 登場人物たちみんなが客観視で、どこか他人事のようか軽やかさが好き。
    推理もひとつふたつ…と、絞らず面白い可能性を広げ、視点の楽しさや、それを伝える話しぶりの個性が豊か過ぎて一行も逃せない。
    登場人物みなさん、まだ素性が明らかでないところも想像に駆られて、それも魅力。

    Xシリーズ2作目、まだ萌絵ちゃんのチラっと登場だけだけれど、期待するのも楽しい。


    心が痛く揺さぶられないミステリィ小説を読みたいときには、Xシリーズも良さそう。

  • 再読。Xシリーズ第二弾。今回は電車内で発生する連続切り裂き魔の事件を追う。何故かXシリーズの話の中では一番印象に残っている話だった。たぶん身近に起こりえるかもしれない可能性が高い題材だったからだと思う。それにしてもこの頃の小川さんはまだ探偵として新米だからかなんか言動に初々しさがあるなぁ。このXシリーズは小川さんが語り部なので彼女の成長を見るという点でも面白い。

  • このシリーズの登場人物は何処となく狂ってる。
    他のシリーズに比べて日常に近いところの出来事ってところが、また怖いところでもありますね。

  • Xシリーズの第2弾。
    事件が発生し、それを追跡する過程は本来なら緊張感があるはずなのに、何故かトボけたユニークさを感じてしまう魅力はVシリーズに通じるものがあります。

  • 面白かったー!!
    大人になった萌絵ちゃんに会えたのが嬉しい!!
    小川も真鍋も今までいないタイプでなんか好き...

  • 萌絵ちゃんにまた会えてほっこりしてる 強くて自分の信念をしっかり持っていてかっこいいのが大人になっても健在なのが嬉しいね

  • 真鍋くんが良いということに気付きはじめてる……

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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