分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫 き 39-130)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769105

作品紹介・あらすじ

「人殺しが裁かれないのでは物語に決着がつきません。これでは」「決着なんかないわ」

「足りなかったんだ」。刑事・橡(くぬぎ)は連続殺人の被害者にある共通点を見出す。葉月は現実に脚を踏み出し、自然の手触りと匂いを知る。やがて明かされる橡の親友の末路と、カウンセラー・不破の母が死を選んだ理由。そして狼は言う。「人を殺すのは――良くないことですね」。
百鬼夜行シリーズにも連なる驚愕の結末。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに面白かった。
    下巻から急に展開が速くなって一気読み。
    完全に物語に引き込まれた。
    今更ながら?気付いたのかセリフ間に「-」の標記が沢山ある。
    それによって緊迫感が増し、次のセリフがよりリアルに感じる。
    流石京極って感じ。
    早速続編を購入したので、また覚悟が出来たら読もう!

  • 読みやすい。ストーリーは現実離れしているが、アップテンポで刑事組くぬぎカウンセラー静枝と葉月 歩未 美緒グループ二つの曲面で飽きがこない。

  • 終盤の怒濤のアクションが爽快! 

    美緒ちゃんのマッドサイエンティストっぷりったらもう...www 
    アクションも超一流だったし、榎木津魂を受け継いでいるとしか思えない(笑) 
    そして律っちゃんがいさま屋に思えて仕方ない(飄々としてるところが)www 

    結局、少女たちのほうが大人たちよりもずっとちゃんとしてたってことだな...。

  • 管理された函の中生きていくことと、守られない代わりに自由を得ることと、どちらが幸福なんでしょうか

    姿を認識しないから絶滅したのだろう、と言われてもひっそりとどこかで生きているかもしれない
    虚妄だと信じてもらえず狼少年のような扱いをされ、狼とは、空想、空想は嘘、嘘は存在しないということ

    罰せられるべきと思っているのに鉄槌が下されない中、何を信じどのように生きていけばよいのか
    彼女はどう生きていくんだろう


    私達もすでに、テレビ、雑誌、ネットでみたものをリアルでみて「本物だ」と喜んでいるし、リアルな繋がりもバーチャルで済ましている。この物語の世界のように、モニタをリアルとして生きている。フィクションであるけど、これがフィクションでなくなる日も近いのかもしれないね

    後半からどんどんと展開が進んでいきますが、彼女たちが渦中に巻き込まれていく混乱を同時に感じられたようで面白かったです
    一昔前に生まれていたら良かったのでは?なキャラも居るけど、この時代だからこそその個性が損なわれずに済んだのかもしれない
    占い娘が特に好きだな

  • どうやら非公開に出来るようだ。

    人造肉を造った会社が
    腎臓を食べてるって?

    思わず え?と声が出た。

    まだ1/3ページほど残ってて
    その事にも え?と声が出た。

    最後はメカで壊したりバタバタして
    敵を倒しておわり。

  • 上巻は特に意味不明な説明が多く、難解だった。

  • いつか訪れるかもしれない未来の姿。
    もう少し時間は掛かりそうだけど。

    学校という匣から解放されても、結局別の匣に移動するだけなんだなぁ……。

    次巻はもう少し登場人物たちの謎解明するのかな。

  • コロナ禍の今読むとより、(こんな社会になっていくのかなぁ)と感じる
    20年前の本とは思えない

  • 2021.09.09

    近未来 端末 リモート 合成食 コミュニティセンター 連続殺人事件

    京極作品ぽくなかった。
    オンラインやSDGs、ダイバーシティを推し進めた未来。コロナ禍前後では現実味という意味におて、受け取りかたが違うんではなかろうか。
    ラストの展開はいい意味でベタで爽快だった。

  • ぶっ飛んでるのがいいね。
    何ともイカしたプッシーキャットたち。
    キャラだけじゃなく、ちゃんとストーリーも面白いし、ミステリ要素もある。
    軽いけど、心に残る。
    いいエンタメ小説ですよ。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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