流星の絆 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 12879
レビュー : 915
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769204

作品紹介・あらすじ

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって最初に感じたのはら流星の絆というタイトルがこのお話にふさわしすぎる、ということでした。
    このお話は小さい頃に両親を殺された3兄妹が時効がせまる14年後、犯人を見つけられるチャンスをつかみ、3人で協力して犯人を見つけ出す、という話です。
    この本で私が大好きなところは、3兄妹の結束力、そして題名にもある"絆"です。一番上の兄功一は、事件が起こった後、兄としての自覚を持って2人を率いていく姿が魅力的でした。また、2番目の泰輔は自分たちを引っ張って行ってくれる兄を心から尊敬し、妹のことを大切に思う気持ちがにじみ出ており、とても感動しました。一番下の静奈は、末っ子であるにもかかわらず、2人の兄たちのために懸命に生きる姿に心を動かされました。
    この話のクライマックスである、最後の静奈と行成の2人のシーンが私は忘れらせません。行成はなんていい人なんだろう、と思い、私もほっこりした気持ちになることができました。
    この本は、家族との絆についてすごく考えさせられるお話です。家族と度々喧嘩をしてしまったり、素直になれなかったりする方にオススメの本です。ぜひ読んでみてください。

  • 評判を耳にして、またも東野圭吾作品を読了。購入していたのを忘れて、未読のうちに『流星の絆』二冊目を購入してしまった。

    基本的には、同じ作者は続けない様に読書を楽しんでる。だが、東野圭吾作品の放つ引力にまた捕まってしまった。結論からいうと、面白い作品です。ミステリー好きが勧めるのは、理解できる。『百夜行』と似ているのかなと思ったが、そこは流石の東野圭吾。僕も一緒に犯人探しをしてしまった。作中に「この行動は、きっと破綻するだろうな」と思う箇所はいくつか登場するが、それすら作者の意図するところ。即ち、まんまとしてやられました。読後感は、これまでに経験したことがない種類のものでした。東野圭吾作品の読書経験はまだ浅い僕ですが、また別の作品を読んでみたいと思いました。

    二冊目の『流星の絆』ですか?そのうち、読みます。(笑)

  • 東野圭吾は安定して面白い上に作品が豊富なのでついつい手に取ってしまう。珍しく複数視点ではないが面白かった。とある事件で両親を殺された三兄弟が復讐を誓うものの、妹が犯人と思しき人物の息子に惚れてしまう。結末やいかに。続きは書店で。

  • 東野圭吾さんのハッピーエンドはとても温かい味わい。
    この話の内容で、こんなラストを迎えるとは思いませんでした。

    読み終わった後、何かを感じるより先に
    ハヤシライスが食べたくなりました。

  • テレビドラマを見た記憶があるのでなんとなく犯人が分かりながら読みました。最後に犯人も理由も判明し、騙そうとした人からの信頼を得、詐欺で得たお金を本人に戻し、自らの償いをし、と一件落着で読み終わりがすっきりとした。後腐れがないと言う感じです。

  • 良かったー!むちゃむちゃよかったー
    バッドエンドになるかと思ったけど、ハッピーエンドになって良かった。
    行成がいいやつ過ぎた。素敵な絆!

  • 結構な分量なのにサラリと読ませる著者は凄いと思う…。だが、兄弟の絆を示すエピソードが少ない割にとも感じる展開ではないか。行成もね。犯人も含めて、寧ろ軽く纏めなければ快作になっただろうに勿体ない気がします。

  • さすが東野圭吾って感じの本

  • 久しぶりの東野圭吾!
    3兄妹の復讐劇。
    そこに恋愛が絡むとか、面白かった!

    ラストはまさかの大どんでん返し!
    満足しました。

  • 東野圭吾作品の中で一番好きな作品。
    ハッピーエンドになって欲しくて、どうか三人の思う犯人は人違いであってほしいと願いながら読んでいました。じゃあ真犯人は他にいないといけない、一体誰なのか?と考えた時に犯人に目星がついてしまいました。いつもなら予想を超えてきてほしいと思うところですが、ハッピーエンドの結末でホッとしました。
    重々しさはなく、とても読みやすい作品です。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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