新装版 海と毒薬 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769259

感想・レビュー・書評

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  • h28.9.7

  • 新聞の戦争関連記事を見て気になった。

  • やはり捕虜の生体解剖はぞっとした。こんな恐ろしいことが行われたのはとても残念だと思う。でも今もこういうことは世界で続いている。争いが絶え間なく続いている地域ではもっと悲劇的なこともあると思う。人は環境次第で残忍な一面が表れる。そういう脳を持っていない動物や昆虫の方が幸せなのかな。

  • 大学時代に読んだ一冊。戦争中とはいえ、同じ日本人がこういうことをしていたのかと疑いたくなった。みんながしていて、みんながそういう方向にむかっていると、感覚が麻痺してしまうのだろうか。怖い。

  • ホントは中高生時代に読まなきゃならなかった課題図書。今ごろ読んでも、考えさせられる。戦争渦中で感覚が麻痺していたら、私がそこで正常な判断ができたか自信がない。戦時中に実際にあった九大の生体解剖がベース。続編らしきものがあるとのこと、読んでみよう。

  • 我想胜吕的太太是那个手术的护士。日本人有没有无情?因为,没宗教的信心? 不是,我不想。到今天,天帝。从明天,悪人。是有一般。人的心是不明白,永远。

  • 2012.7.21

  • 良心ってなんなのさ、というテーマで手にとった1冊

    学生時代に授業で映画を見た記憶があって、あらすじは覚えていたんだけど、
    映画のほうがもっと衝撃的だった気が。

    こちらは淡々と進みます。

    個人的には戸田の自問自戒にとても共感。

    結論には同意できませんが。


    問うことを忘れないようにしたい。

  • 思っていたよりも読みやすい文体、重い内容。
    名作と言われる所以がある。医療的な表現は素人にはわからないけれども書き込まれていると思う。
    気づきたくなかった自分のエゴイズムをつきつけられた。戸田の「だが醜悪だと思うことと苦しむこととは別の問題だ。」など。
    普段、蛇足と思っている解説だが本作の夏川草介さんの良心の喪失についての解説は考えらされた。図星だったからだ。

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著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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