新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

制作 : 山室 静  冨原 眞弓 
  • 講談社
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本棚登録 : 624
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769365

感想・レビュー・書評

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  • 銀白色の世界に1人だけ。
    ムーミン初めての冬。
    不安とドキドキで、読んでてワクワクした。

    フィンランドに行ってみたい。

  • 現時点で読んできたムーミンシリーズの中で一番趣深い作品。冬独特の風情や情景にムーミン谷の空気感がプラスされてより一層素敵な世界観。ムーミン一家の中でムーミントロールだけが知ってる冬っていうのがまたワクワク感があっていい


    そういえばムーミン谷ってそもそも北国なんだよなぁ。だからかな。冬という季節が好きになるし、毎年冬が来るのが楽しみになる一冊です

  • みんなが冬眠している中、起きてしまったムーミントロールが、雪の世界を冒険するお話。だあれも知らない世界に、不安とワクワクで、ドキドキする感じがいい!

  • 挿絵の線がいままでの作品と違う。黒の多い画面に白い線で輪郭を描いているので、寒さや暗さ、寂しさが増している気がする。
    前作「ムーミン谷の夏まつり」も最終章が幸せな気持ちで溢れていたけど、これも最終章で一気に光が満ちる感じ。北欧の冬はすっごく厳しいから、春の訪れがあんなに待ち遠しいんだろうなあ。

    おしゃまさんことトゥティッキがすごく好き。スナフキンとよく似た魅力がある。

  • ムーミンが初めて冬眠せず、冬に出会う。ミイもなぜか起きていて、一緒に遊ぶ。
    ミイはどこでも楽しめるタイプだけど、ムーミンは春が恋しくてなかなか馴染めない。
    スキーもスケートも自分流で楽しむミイはたくましいと思った。人の家の物を使うのはダメだけど。
    ムーミンも最後には冬を好きになって、静かで寂しい冬を懐かしがっていた。
    ムーミンママは息子が風を引いた時だけ目を覚ましていて母って偉いと思った。ミイが話してしまうのを遮り、息子が話すまで聞かないでいてあげるのも優しい。
    ムーミンママのジャムはさぞ美味しかっただろうな。

  • 読書日:2013年10月14日-16日
    Original title:TROLLVINTER. Muumi.
    毎年ムーミン谷に訪れる冬。
    いつもと様子が違うのは、普段なら冬眠中なのに、パパとママも皆が寝静まっている中ムーミンだけが目を覚ましてしまった事です。

    始めは世界で自分だけが起きてしまったと絶望していたムーミントロール。
    やがてチビのミイも起き、彼女に会う前に出会ったおしゃまさんとの出会いや段々と親しんでいく中でのこの二人の会話が面白かったです。
    おしゃまさんの棲家はムーミントロール達が夏の間に住んでいる小屋。

    チビのミイはski姿が可愛かったです。初めて見知る冬を怖がる事なく、楽しく過ごす思考に尊敬します。
    そしてムーミントロールも毛嫌いしていた冬を好きになって嬉しかったです。
    全ての季節を知った最初のムーミントロールだと誇らしげに言った所が印象的でした。

  • 冬の恐怖、冬から春への移り変わり、春を歓迎する気持ちと冬の名残を惜しむ気持ち
    特に、日に日に春が近づいてくるときの描写が、そこの空気を感じられるくらい素晴らしかった。

    ヘムレンさん(大)みたいな中学教師や大学の同級生にいたような気がする。
    なぜか信者のようなファンが付くところとか・・・。

  • 冬はおしゃまさんです^^ いつものムーミン谷とは違う景色がみれて魅力を感じる内容。ここでご先祖様に会ったり自然の流れを一通り知ったムーミンは大人になっていました

  • 誰もが冬眠にはいった真冬、ムーミントロールは目を覚ましてしまい、ひとりぼっちの時間を過ごす……
    20何年か前に読んだときはひどく陰鬱で寂しい記憶があったのだけど、改めて読んでみると案外にぎやかな印象。目覚めてすぐにおしゃまさんやミイと合流しているし、声半はヘムレンさんはじめたくさんの人々と交流しているしけっこう楽しそう。でも暗く寒い感じとか太陽を渇望する感じとかは、やはりフィンランドとかの雰囲気がある。

  • 夜中にふと目を覚ましたときの不安、
    「世界じゅうがどこかへいっちゃったよ」
    世界がこのままだったらどうしよう?
    自分の居場所がわからなくなる不安。いつもと見慣れぬ白い静かな世界。でもなれるとそれも心地よい。
    恥ずかしさのあまり姿を消したとんがりねずみ、凍死する子リス、遠くの狼に憧れる子犬、空気を読めないヘムレンさん、温まりたいだけなのに、座るのにすべてを凍らせるモラン…。

    ミイは、一人で冬を楽しむ。
    おしゃまさんは的確なアドバイスを与える。

    相変わらず寂しいけど、春はくる。みんな元の場所へ。

    でも、死んだ子リスは死んだまま。(死んでも尻尾は立派だけど)

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著者プロフィール

1914年フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。「ムーミン」シリーズ全9作のほか、伝記的作品に『彫刻家の娘』、短編集に『少女ソフィアの夏』がある。(ともに講談社)。2001年6月没。

「2019年 『リトルミイ ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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