新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)

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  • 講談社 (2011年7月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784062769372

作品紹介・あらすじ

*この本は、2011年から2025年までご愛読いただいた、講談社文庫版ムーミン小説[新装版]です。



ムーミンシリーズ唯一の短編集!

・スナフキンが、小さな「はい虫」に名前をつけてやるお話。
・空想力豊かなホムサをちびのミイがぺてんにかけるちょっとこわい話。
・たつまきがフィリフヨンカのすべてを飛ばしてしまったお話。
・ムーミントロールが小さい竜をつかまえたお話。
・やさしいヘムレンさんがホムサたちのためにおかしな公園をつくるお話。
・いじめられて、すがたが見えなくなってしまった女の子、ニンニのお話。
・ムーミンパパがニョロニョロといっしょにいなくなってしまうお話。
・よくばりなスニフがなぜかだいじな犬を手放すお話。
・「クリスマス」というものがやってくるので、大騒ぎをして準備をするムーミン一家のお話。

9つのお話では、ムーミン谷のおなじみの登場人物が新しい面を見せてくれます。これを読めば、あなたの中にあるムーミン谷の世界がますます豊かなものに。

(C)Moomin Characters (TM) 

みんなの感想まとめ

多彩な物語が詰まった短編集は、ムーミン谷の魅力を新たに発見させてくれます。ムーミン一家やお馴染みの住人たちが、普段とは異なる日常のシーンや新しいキャラクターとの出会いを通じて、さまざまな感情や優しさを...

感想・レビュー・書評

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  • ムーミン谷短編集。
    色んなキャラクターがメインの話があり、新鮮。
    アニメの影響で、春のしらべ、世界でいちばんさいごの竜、は、スナフキンメインの話として印象深く、深みもあって大好きな話。
    特に春のしらべは続きが欲しい。ティーティー=ウーが可愛し、名前を貰ったあとの生活について話を聞きたい。
    チラッと挿絵で登場したセドリックという犬のぬいぐるみが凄く可愛い。

    春のしらべ
    →スナフキンとティーティー=ウーの話
    ぞっとする話
    →嘘つきホムサ。嘘は嫌なものだという話
    この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ
    →台風に家を持っていかれるフィリフヨンカ
    世界でいちばんさいごの竜
    →ムーミンが愛しても、竜はスナフキンを愛す
    しずかなのがすきなヘムレンさん
    →遊園地と生きがいの話
    目に見えない子
    →虐められて透明人間になってしまったニンニ
    ニョロニョロのひみつ
    →ムーミンパパの冒険、ニョロニョロとの交流
    スニフとセドリックのこと
    →見返りを求めず人に物をあげるということ
    もみの木
    →クリスマスを知らないムーミン一家のクリスマス

  • ムーミンシリーズの短編集
    ムーミンの家族だったり、ムーミン谷の住人視点の話だったり
    少し怖いなと思う物語や、うーん…いまいち意図が掴めないと思う物語もあったり
    ただ普段とは違う日常の場面や初めましての登場人物との出会いはとても楽しいものだった
    この中だと、しずかなのがすきなヘムレンさん という物語が好きかな!
    日常の中でヘムレンさんの優しさが伺えるような物語で、子供には分かる優しさが溢れてる人なんだろうなって
    目に見えない子も結構面白かったかな
    ニンニちゃん、この先の作品で出てきたりするのかな!?

  • 目に見えない女の子ニンニのお話が入ってました。

  • 2026.2.2
    目に見えない子、ニンニの話が一番好き。
    クリスマスが来ててんやわんやのムーミン一家も好き。

  • 可愛いくて残酷なファンタジー。年金は年寄りになった時に誰にも邪魔されずに好きなようにして暮らすことのできるお金、とヘムレンさんは聞かされたそうですが、本当にそうならいいですね^_^

  • 短編集ならではの楽しさがあった。

  • ニョロニョロたちとあてのない旅に飛び出しちゃうムーミンパパはやはりワイルドだ。一時は、ニョロニョロたちと同化したかと思いきや、そこから覚醒して、ムーミン谷の家のデッキチェア上でも、自分らしくいられるし、冒険もできると悟るまで。訳者はあまり買ってないエピソードのようだが、個人的には一番印象に。あとは、小さなドラゴンを飼おうとしたムーミン、やってきたホムサにいじわるするミイ。いつも冬眠してるからクリスマスを知らないムーミン一家を、たたき起こしてまでクリスマスをさせるヘムレンさん。空が落ちてくるのでは、と心配する人を地でいくようなフィリフヨンカが、本当に心配してた嵐が来てしまったエピソード、お気に入りのセドリックを手放したスニフの後悔と悲嘆とその後の評価の挽回、など。/「いちばんいいことを希望して、いちばんわるいことがおこってもおどろくなってさ」(ムーミンママ)/ムーミンたちはおたがいに、人のことは心配しないことにしているのです。こうすれば、だれだって良心が発達するし、ありったけの自由がえられますからね。(p.194)/この世でただ一つのうごかしがたい真実は、お月さまと、海と、三人の口をきかないニョロニョロをのせた、このボートだけだと。(p.200)/

  • まず読みやすい。示唆に富んでいるけれど、へたに理屈付けしたくない作品。誰しも心のどこかにある、世間への居心地の悪さを昇華してくれている。ハッピーエンドかというとそうでもない。それでも確かに、スクルットたちは最後に居場所を見つけたり、帰っていったりする。
    フィリフィヨンカのラストは「オツベルと象」を思い出すし、ニョロニョロとパパが同化しかけたときはホムサの話以上にぞっとした。安易に感化される登場人物は誰もおらず、それぞれがそれぞれのエゴイズムのもとにストーリーを回しているのには感動を覚える。

  • なんでそこでそういう感情表現になったんだろう…?と何度も考えさせられた。
    雰囲気をあっさり楽しむのもいいけど、わからない心理描写で立ち止まりながら読んだらもっと楽しいのかも。
    難しい…

  • これと、前作、ムーミン谷の冬、そしてムーミンパパ海へ行くの三点が至上の傑作。
    キャラの造詣が、すごく深くなった。
    新装版は美しい。背表紙もかっこいい。ムーミン展で購入。
    ムーミン展では本作のスケッチが大量に出されていたが、習作からの厳選がおもしろい。より、自然で、より、無感情な絵にしていっている。
    特に釣りをしているスナフキンとムーミンなんて、表情はないのに距離感だけで心の具合が表れている。習作では、ムーミンはスナフキンを見つめてたりしているが、それではないとヤンソンは思ったのだろう。
    そうやって削ぎ落とされていって、挿絵になったものは、どれも納得。いかようにも読み取れるように、自然な、簡潔な絵になっている。それでいて心情が表れている。やはり考え抜かれている作品だということがわかり、正しかったのだと知る。

  • 世界で一番最後の竜、スニフとセドリックのこと、が良い。やっぱりスナフキンはかっこよろしい!

  • それぞれ異なる主人公の連作短編。このシリーズで書かれているムーミン、ミムラ、ヘルム、フィリフヨンカなどは種別名でイヌとかネコみたいなものらしい。そのせいかヘルムのヘムレンさんと言ってもいろんなヘムレンさんが出てきて読んでるほうは混乱する。

    九つの短編のうちムーミンの龍の話が良かった。スナフキンは誰からも好かれる。ムーミンの龍もスナフキンにしか懐かない。ムーミンだってスナフキンが大好きだから、気持ちはよくわかる。けど寂しい。

    スナフキンといいミイといい、おしゃまさんといい、大人なんだか子どもなんだかわからない。しかも個々の名前がない。考えてみれば不思議な世界観だ。

  • これに入ってる「ぞっとする話」のホムサも可愛い。このちびのミイがまた最高に悪くて大好き!

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/09.html

    小さい頃はお母様の影響で洋書を読んでいたという安田美沙子さん。
    「わあ~ムーミンとかありますよ~かわいいですね。ムーミンを字で読んでみるのもいいですよね」

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php

  • ムーミン谷の彗星、を読んだ次だったので、余計にその深さが気になった。『彗星』が水平に進んでいく冒険物語だとすれば、本作は垂直に掘り進んでいく内面物語。孤独がひとつのテーマとして通底している。カタルシスとして回収できない、それぞれの登場キャラクターの、それぞれの悲しみが描かれている。

  • いままでの挿し絵とは、ちょっと違っていました。

    「もみの木」 わらっちゃいます! 冬眠をするムーミン一家 クリスマスなんてしるはずもないですよね。「クリスマスがくるよ」と、言われて 何をしていいやら クリスマスって… 怖い人?とか、

    ムーミンママが クリスマスは、お腹がすいているんですかね。

    というところでは、クスリ♪と わらっちゃいました。 ママかわいい♪

  • 〉あしたも、きのうも、遠くはなれていました。
    おまけに、いまはお日さまがきらきらと赤く、しらかばの林のあいだにかがやいていて、風はやわらかく、さわやか。。。

    いまここに焦点をあてれば、過去の辛い出来事、将来の不安も無く気分が楽になると改めて思いました。

    〉危険なのは家の中にいるからで、外にいれば危険はない。

    ムーミンのお話は、どれを読んでも何かハッとさせられる言葉を発見できます。
    短編にしては読みごたえ十分!!

    しかし、なんだかぼやけた感じの話があると思っていたら、書評にも同じようなことが書いてあり、笑えました。

  • 【上学年〜】

    タイトルの通り、ムーミン谷に住む様々な生き物に焦点を当てた短編集。

    この短編では竜がこの世に存在しないものとして書かれているが、ムーミンパパの思い出で出て来た竜は?
    辻褄を合わせようとするなら、『ムーミンパパの思い出』は、パパによる誇張や創作が多々含まれているのかもしれない。

    ニンニ初登場。

  • かわいいだけでなく少し影を落としている、愛嬌のある登場人物が人生の不条理に晒されながら変化していく様子が描かれていて、大人でも読んでいて楽しめる童話だった。

  • スナフキンの本当の名前はスヌスムムリクというのか。だから昔、フィンランド人に「スナフキン
    が〜〜」て話しても怪訝な顔されたのか。
    (ちなみに、ニョロニョロの本当の名前はハッティフナットとのこと)

    短篇集だから軽く読める。スナフキンの自由な生き方、やっぱり好きだわ〜。どうして日本では“孤独“を後ろ向き寄りな印象で捉えちゃうんだろう

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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