小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)

制作 : 冨原 眞弓 
  • 講談社
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本棚登録 : 544
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769402

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版で再読。

    ムーミンシリーズの最終巻になってはいるが、実はこれが幻の第一作目で、ムーミンの物語はここから始まる。これには他のおとぎ話の要素も含まれており、まだ確固としたムーミンの世界は出来上がっていないが、これはこれで楽しい。この本も含めムーミンシリーズで一番重要なのは、ムーミンママの偉大さということではないかと。わがまま勝手な登場人物を、懐の深いママがしっかりまとめている。かといって口うるさいわけではないし、パパよりもむしろ責任感が強いママは母親の鑑だなと思う。それが一番分かるのがこの幻の第一作目だと思う。

  • スニフがかわいい。一時間もあれば読める短い話だけど、登場人物も魅力的で挿絵も可愛いし、こんな作品を作れたらさぞ楽しいだろうと思う。

  • ムーミンがシリーズ化する前のムーミン本。
    登場人物はムーミンとママとパパとスニフと、ここまではいいんだけど、まさかの人間も混じっているという。
    ママはエプロンしてないけどハンドバッグを持ってたり、パパは放浪癖があったり、ニョロニョロは口をきけなかったりとその後のムーミンに影響与えるところがあるかと。

    ちなみに、すごく短いお話なので1時間以内で読めます。
    戦争中に書かれたらしいので、洪水あたりが暗い描写です。

  • 今のアニメのムーミンのイメージとだいぶ違うなって印象。どことなく陰鬱というか。
    お父さんが家族を置いて1人放浪の旅に出ていたなんて…(笑)

  • ムーミンって子供のころのアニメとはだいぶ雰囲気が違うのね。トーベ・ヤンセン展行ってよかった。

  • トーベ・ヤンソン展に行ってみたので、ムーミンを読んでみた。TVと雰囲気が違うなぁ。

  • ゆっくりと読み進めてきたムーミンの物語も
    ようやく始まりにして最後の物語。
    プロトタイプに、このあとのすべてのアイディアと
    大切な要素が詰まった原石。

  • ムーミンの本当の一作目らしい。初期らしい、安定しないが優しい線の挿絵がむしろ新鮮。物語はファンタジーと冒険を優しく包み込んだもので、ある意味運と天の采配に左右されすぎだが、自然に生きるってそういうものかも。 余談;てことで、大人になったしムーミンを絵本ではなく小説+挿絵の方で読み直してみようキャンペーン。とはいえ、一冊30分くらいで読めてしまうのだが、今だから感じることもある、と思う。たぶん。(そもそも幼少のころ読んだのを忘れているが)

  • ムーミンシリーズの第一作とのこと。ムーミンの心に残る言葉シリーズをFBで知り、にわかムーミンファンに。ヤンソンの挿絵がかわいい。

  • いつものムーミンと雰囲気違う(笑)

    パパを探して三千里。

    始まりの物語。

著者プロフィール

1914年フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。「ムーミン」シリーズ全9作のほか、伝記的作品に『彫刻家の娘』、短編集に『少女ソフィアの夏』がある。(ともに講談社)。2001年6月没。

「2019年 『リトルミイ ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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