レッドゾーン(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 154
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769938

感想・レビュー・書評

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  • 中盤から後半にかけてだらけてしまって、長い、、、
    どうやって結末迎えるのかと思ってたら、最後のページに驚き。

    時代設定は夏の北京五輪の頃で、中国のお金の使い方を初めて知りました。
    今回の冬の北京五輪はコロナ禍でベールに包まれていたので、数年経てば見えてくるものがあるのでしょうか。

    ずっと焦らされてた解決したアランの死の謎はスッキリしない読後感。

  • 業界に関わらず、日本のオーナー企業が抱える問題と、アメリカの自動車産業の衰退、そして肥大する中国経済という世界経済のトピックを題材に、魑魅魍魎蠢く世界経済界をリアルに、そしてスリリングに描いた人気シリーズ。
    テンポ良いストーリー展開だが、後半もそのままの早いテンポで進んでしまい、ちょっと呆気なく終わってしまったという印象。
    もう少し焦らして欲しかったかな。

  • 10年も前から、業界の世界的再編の必要性を、
    各国のファンドの立場の人、日本の大企業の立場の人から描いている。

    芝野さんの話を回収して終わって欲しかった。

  • なんかなぁ・・・あんまし読後感よろしくない。

  • 高3 ◎

  • 上巻に記載

  • ハゲタカⅢ読了にて、ハゲタカシリーズ1~5完読です‼

  • 下巻はストーリーが一気に展開。あんな短い電話や会話で重要事項が決まっていくところにハラハラ。現実の世界もそうなんだろうなと思う。応援していた大内さんが最後にやってくれてニヤリ。

  • 2020.08.25読了

  • 3.5
    米中の自動車産業を巻き込む話で壮大な感じ。米国をも動かした鷲津の活躍で、アカマ買収は防がれ、3国が利するようなファンドと研究所の立ち上げに。アカマ社長の古屋の言葉「カネを失うことよりもプライドを失うことが怖い。誇りこそ、我が人生のエネルギーだし、アカマ自動車の原動力」実業の強さと揺るぎない信念。鷲津達、虚業の世界の住人とは別のバイタリティーがあるのだろう。芝野率いるマジテックの後継者の話も面白い。望の成長ぶりがいい感じ。アランの真相も中国のスパイ活動の一環であった。

    中国の国家ファンドCICは異質で、どうせ捨てる金なら上手く使おうとして無理なM&Aや恩、技術などを取る。

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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