特捜崩壊 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770071

作品紹介・あらすじ

政財界の暗部に切り込み、戦後日本の「正義」を支えてきた地検特捜部。その捜査能力はなぜ地に堕ちたのか?身内の不祥事を隠して突き進んだ逮捕劇、体面を保つための捜査…。'07年から翌年にかけての「防衛フィクサー」事件などの捜査過程を詳細にたどることで、今日の「検察危機」の予兆をとらえた話題作。大阪地検特捜部の証拠改竄事件による衝撃から検察の改革方針決定まで、激動の一年間も加筆した決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 検察の抱える危うさについて、臨場感を持って伝えることに成功しており、読み物としても面白く、司法に携わる者でなくとも読むべき良書であった。
    ただ、著者と交友のあった人物の逮捕・取り調べの不当性を暴く章は、正直、冗長に感じた。感情が入りすぎたのか。

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著者プロフィール

石塚健司(いしづか・けんじ)
産経新聞社記者。1961年茨城県生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、産経新聞社入社。司法記者クラブキャップ、社会部次長などを経て、現在は社会部編集委員。著書に『特捜崩壊』(講談社文庫)がある。

「2016年 『ひどい捜査 検察が会社を踏み潰した』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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