漱石に学ぶ心の平安を得る方法 (講談社文庫)

著者 : 茂木健一郎
  • 講談社 (2011年9月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770187

作品紹介

漱石の小説を読むと、なぜこんなに癒されるのか。それは、登場人物が皆「降りている」からだ。『坊っちゃん』は田舎教師になり、それもすぐに辞めてしまう。『それから』の代助は不義の愛を貫いて、上流階級から滑り落ちる。でも「それでいいんだ」。人生の敗者たちに、漱石は、そう語りかける。文庫オリジナル。

漱石に学ぶ心の平安を得る方法 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 3

  • 漱石の小説に登場する人物は、世の中に妥協して安定した地位を守るよりも、自分の自然な感情に則って行動し、世を降りる人が多い。そのことで、なんとなく爽やかな気持ちになった人(坊ちゃん)や、厳しい生活を余儀なくされる人(門、それから)もいる。漱石自身、明治時代のとんでもないエリートだったにも関わらず、英国で悩み、教員を辞め、しまいには作家になる。彼の作品の主人公は、漱石の生き方を現している。

    なるほどね、そういう読み方があるんだ、という気づきがある一冊でした。

  • 2011.11.14読了

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