書物迷宮 (講談社文庫)

著者 : 赤城毅
  • 講談社 (2011年10月14日発売)
3.85
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  • 13レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770514

書物迷宮 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 前作より好きかも。
    主人公のキャラは全然違うのに、稀覯本の意味や価値なんかが、なんとなくルパン三世みたいだと思ってしまった。

  • シリーズ2作目。

    前作の方が切れ味が良かったように思う。登場人物が少ないと、どうしても解説が多くなるので爽快感は減ってしまうけれど、それはそれで良いのだろう。レディ・Bが登場しないのは残念だった。

    *2012.5 *2015.7

  • 〜概要〜
    赤城毅先生が書いた歴史ミステリー本。
    書物狩人という国の政府や大企業から依頼を受け、世間に出れば大事になりかねない“秘密”をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段で入手する人物____その中でもナンバー1の実績を持つル・シャスールの物語。第二弾!!


    〜目次〜
    書庫に入りきらぬ本……フェデリコ・ガルシーア・ロルカの幻の詩集『グラナダ悲歌』
    長い長い眠り……南満州鉄道株式会社の時刻表
    愛された娘……家出娘が抱えていた古書(フランツィスク公爵家の由来を記したグラゴール文字の書物)
    冷やしすぎた秘密……ナチス・ドイツの細菌戦マニュアル


    〜感想〜
    この中だったら『書庫に入りきらぬ本』『愛された娘』がオススメ。
    『書庫に入りきらぬ本』のオチが本当にいい。
    このシリーズの中だったら二番目に、オススメしたいぐらいいい。
    ル・シャスールの敬意の払い方が小粋。
    『愛された娘』は父娘の愛情が見所。
    父親が娘を守るために色々と手を尽くしている。

  • 書物狩人シリーズ、第2弾。
    歴史や国家の存亡に関わる本を合法非合法を問わずあらゆる手段で入手する書物狩人を描いた物語。
    ミステリというより書物にまつわるスパイ小説といった趣ですが、筆者曰く「九割の事実に一割の虚構を混ぜ込んだ」そうで、これが九割事実なら陰謀論者も真っ青になるところだが、軍事史研究家、ドイツ現代史研究者という作者のもう一つの顔を考慮するとなるほどと納得させられてしまう。
    文章はややくどいし、書物狩人のキャラクターは間違いなく実在したら嫌なヤツだが、面白く読める作品群である。
    もう少し平易な文章なら小中学生にもお奨めできそうだ。
    ついでに、巻末の参考文献は圧巻。

  • 史実を交えたストーリー展開にのめり込んでしまいました。
    自分がもっと近代史に詳しければ、と悔しい思いもありますが。描かれていた時代だけ勉強して読み直したいです。
    迂遠に思えて実は直接的な会話で淡々と進んでいくところが、書物狩人の雰囲気にも合っていて好き。
    『書庫に入りきらぬ本』と『愛された娘』がお気に入り。贅沢を言うと、SILAB本部での様子や書物道楽家もまた出てきてほしかった。

  • 書物シリーズ、2作目。

    1作目に引き続き読了。面白かった。最初、主人公のその特異な風貌にちょっと微妙な印象を持っていたのだが、今ではすっかり虜に。この風貌だからこそ、ル・シャスールに相応しいと思えるようになった。今作では、1章目の「書庫に入りきらぬ本」というタイトルからしてヤラれた。最後、そのタイトルの意味がわかったとき、その美しさに震えてしまった。どんでん返し的なミステリの面白さももちろんあるが、古書にまつわる歴史の深さ、文章の美しさも魅力的。

  • シリーズ2作目 短編集 4編収録
    その世界では知らぬ者のいない程優秀な”書物狩人(ル・シャスール)”のナカライ。 彼に不可能はあるのか。 
    本書に収録された4編はどれも面白い。 ナカライの丁寧でありながらどこか人を食ったような物言いと、素晴らしい手腕で敵を欺き、力ではなくスマートに依頼をこなして行く所が愉快でたまらない。尊敬に値する人には、礼をつくす。ここら辺も好み。
    何もかもが好みの本書を読んでいると、”書物”は財産なのだと改めて思います。 今回も真実に紛れた嘘に騙されつつ楽しく読みました。
    古書は難しい。けれど本書は、アタシのような素人にも読みやすい親切設定(?)です。

  • ぐいぐい引き込まれた

  • 題名にひかれて読んでみたけど・・・
    主人公が万能すぎて、面白味がない。

  • どんな本でも必ず手に入れるル・シャスールの鮮やかで用意周到なやり口は今回も冴え渡っていた。

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