屈折光 (講談社文庫)

著者 : 鏑木蓮
  • 講談社 (2011年9月15日発売)
3.06
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  • 10レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770552

作品紹介

天才脳外科医・内海遼一の脳に異変が襲ったころ、遼一に勘当されていた娘・綾子は、創薬コーディネーターの恋人の変死体と対面し、慟哭の最中にあった。厳格な父と亡き恋人の知られざる接点が判明したその時…事件究明の鍵を握る父の記憶は、まさに崩れ落ちようとしていた。生と死の葛藤を描いた心震える医療サスペンス。

屈折光 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 医療の事や症状などの詳しいことは理解出来ないが、誇りを持って自分の仕事に邁進している人の姿や、親子の確執などが細やかに描かれている。

  • 鏑木蓮氏の 人を見守る視線のあたたかさは
    もうこの頃から育まれていたんですね。
    処女作からは 格段に進化された作品だと思います。

    対人医療と動物医療 二つの専門領域にまたがる
    広範な知識と論理立ては 気が遠くなるほどの綿密な取材
    なくしてはあり得ないでしょう。敬服しました。

    鏑木作品を読むといつも思うのですが 本当にすべての
    登場人物に向けられる視線があたたかい。やさしい。

    発端の殺人は 
    複雑で醜い人間模様の広がりの入り口にも過ぎず
    本当の事件は
    それぞれの立場とそれぞれの自己尊厳 他者への敬愛
    人間ならば誰しも理解できてしまう真摯な感情
    そんな人の思いが生んでしまう悲劇だった。

    背負うものがあってこその人生。
    この言葉を強くかみしめたい。

    追記 この作品から既に宮澤賢治…そして
       イーハトーヴが出てくるとは!

  • 天才脳外科医・内海遼一の脳に異変が襲ったころ、遼一に勘当されていた娘・綾子は、創薬コーディネーターの恋人の変死体と対面し、慟哭の最中にあった。厳格な父と亡き恋人の知られざる接点が判明したその時…事件究明の鍵を握る父の記憶は、まさに崩れ落ちようとしていた。生と死の葛藤を描いた心震える医療サスペンス というのがあらすじ。

    ミステリ的な味わいはそれほどない。医療ものとして読める。

  • ミステリ感覚で読むと少し物足りないが、
    最初から最後まで興味深く読める、よい話だった。

  • 医療ミステリー。


    ミステリーよりも私は親と子の関係にぐっと来た。

  • 盛岡を舞台に描かれた医療サスペンス。『時限』『東京ダモイ』に続き本作を読んだのだが、『時限』の上手さ、『東京ダモイ』のような迫力は無かった。期待は高かったのだが…残念。

  • 5月-5。3.0点。
    女獣医の主人公。製薬関係の恋人が、死亡。事故か他殺か。
    同時期、脳外科第一人者の主人公の父親に、アクシデント。
    恋人の死と、父親のアクシデントが絡み、謎が。
    読みやすい。約500頁一気読み。
    少し専門用語が難しいか。まあまあ。

  • 天才脳外科医・内海遼一の脳に異変が襲ったころ、遼一に勘当されていた娘・綾子は、創薬コーディネーターの恋人の変死体と対面し、慟哭の最中にあった。厳格な父と亡き恋人の知られざる接点が判明したその時…事件究明の鍵を握る父の記憶は、まさに崩れ落ちようとしていた。生と死の葛藤を描いた心震える医療サスペンス。BSE.

  • 読み終わった後物足りなさがあった。森田の死、父親の病気と話の根幹をなるべき部分が細かったように感じた。

  • ミステリー然とした出だしから、一気に命の尊厳を読者に問いかけ、
    終盤一気に謎を解く。そして驚きの事実まで。

    ただ読んで話がどこに向かうの? みたいな戸惑いはあった。

    視点の割合を、もっと半々にすればもっと深みが出るのに…、
    と言う個人的な感想あり。

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