ロードムービー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3999
レビュー : 390
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770637

感想・レビュー・書評

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  • トーキョー語りが好き。

    生きてくことはままならない。
    思った通りにないし、辛いこともある。

    でもそれを攻略する楽しさや、嬉しいこともある。
    と、信じて進みたいのがわたし。

  • 久しぶりの読書と久しぶりの辻村さん。

    4つの短編となっていましたが、やはりというか他の作品とのリンクが色濃く出ているお話でした。
    ただ、なんとなく「あー、この人他の話しで出てきたよな~」とは思うもハッキリと思いだせず…。別に知らなくてもひとつの作品として成立しているので問題はないんだけど、やっぱり気になってしまう。

    解説を読むと『冷たい校舎の時は止まる』に出てくる登場人物達でした。
    あー、読み返したくなる。辻村作品はまだ全部読めていないのに…、なかなか追いつけない…。

    いつかまとめて読み返そうと思う……いつか…。

  • 「冷たい校舎の時は止まる」の後に読んだ。
    短篇集。

    「道の先」を読んでいる間に「俺」が誰であるかわかってくるなど、冷たい校舎を読んでいないと楽しめない部分が多い。

  • 2015.04.03

    いつものあの、心をえぐりとってくるような心情の描写や斬新な展開は少なかったかなと思います。短編小説集だからかな?

    しかし、『冷たい校舎の時は止まる』を読んだ身としてはすごく世界観が広がりました。キャラクターの違う生き方がとっても新鮮でした。そして、もう一回『冷たい校舎の時は止まる』を読もうと思いました。

  • スピンオフ短編集。個人的には『冷たい~』を読む前と後じゃ面白さはかなり違うと思う。気づかないのは勿体無い。彼らがどんな思いをして、この場所にたどり着いたのか。彼らがあの場所でともに過ごす前に、どんな思いを抱いていたのか。忘れかけていた学生時代の自分の想い、苦痛、衝撃、喜びを思い出し重ね合わさることもある。登場人物への思い入れによって、感情を揺さぶられた。子供たちも必死に考え生きてる。大人も必死に考え生きてる。だから、彼らの道はまだ続く。私はこれからも、彼らにまた遇えるのを楽しみに待つ。

  • 「冷たい校舎…」のリンク作品。
    短編集だけど、短編の中でもリンクがあって楽しめた。
    子供の「純粋」を善悪両サイドから書き分けて読ませる文才はさすが。
    そして期待通りに、ときに期待を超えるサプライズも相変わらず素晴らしい。

  • 短編集あんまり好きじゃないけど、登場人物がリンクしてて読んでて面白かった。

  • 冷たい校舎に紐付く物語。
    感覚的には物語と物語の幕間のような作品であったと感じる。
    あまり短編を読むことはないが、この作品を読んで、改めて各登場人物のキャラの立ち具合に感動させられた。
    鷹野と深月が結ばれてよかった。
    でもやっぱり長編が好き。

  • 其々の不安や悩みを抱える中で救いを求める短篇集。
    辻村作品は適当に好きなものから読んでいたので特に順番は意識していませんでしたが、「冷たい校舎〜」を読んだあとで良かったです。
    単なるイジメ問題などではなく、辻村作品ならではの人より優れているからこその苦しみや永遠を願うような友情が描かれていて、全ての物語にきちんと救いがあるので読了してとてもすっきりしました。
    基本的に「冷たい校舎〜」の登場人物の過去や未来が描かれていて成長が見られたことと、最後が雪の日の物語でそこからあの校舎に閉じ込められた雪の日を彷彿とさせ、未来に続いていく希望のある短篇集で面白かったです。

  • 1808 表題含む5作の短編集。どれも未成年の心の動きが繊細に描かれてます。表題作が一番好みかな。

著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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