モダンタイムス(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 11607
レビュー : 973
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770798

作品紹介・あらすじ

5年前の惨事-播磨崎中学校銃乱射事件。奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかしているのか?追手はすぐそこまで…大きなシステムに覆われた社会で、幸せを掴むには-問いかけと愉しさの詰まった傑作エンターテイメント。

感想・レビュー・書評

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  • 播磨崎中学校乱射事件とは何だったのか?安藤商会は何の会社?ゴッシュの仕組み?桜井ゆかりとは何者か?妻の正体は?


    上巻にて、まるでストレートパンチのように繰り出された謎?
    主人公の渡辺拓海は素性の知らない暴力関係の仕事をする岡本猛、女ったらしで小説家の井坂好太郎、赤穂浪士と関係のない大石倉之助などと得体の知れない巨悪に立ち向かっていく!


    勧善懲悪のアニメやドラマ、映画などが世に蔓延っているのは国家の陰謀かもしれない!

  • 「仕事だから」「そういうことになっている」真相チェンジ真打ちを出せ

  • ピースは 村上春樹からの借用じゃないだろうか 政治的娯楽小説 自分の名前のキャラクター 自虐 太宰のダスゲマイネ?を思い出した プロットはなかなか でも娯楽小説なら終わりをすっきりさせてほしいところだが なんとなく半端な感覚 色んな名言が入り込んでる なかなかないいやつもあったが忘れた

  • 上下とも面白かった。
    真実を知ることが幸せになるとは限らない、見て見ぬ振りも勇気。
    たしかにそうかもしらん。
    ただ、謎の部分が多くてモヤモヤした
    佳代子の仕事やったり、安藤潤也の存在をもっと書いて欲しかった
    検索ワードに出てくるのに安藤潤也の情報や情景が少ないなーって思った
    オチもこれはこれでよかったけど、もう少しスカッとするのが好きかなー
    でも全体はやっぱ面白かった

  • 気になったセリフ。

    ・お金で解決できることは、生きていく悩みの中では、シンプルなほうだよ。そのシンプルな問題で人生を台無しにしている人が多い。

    ・対局中の当事者よりも、横で観戦している人間のほうが全体を見渡せ、八目先まで読むことができるという意味では、どんなスポーツも、さらには人生においても同様に思えた。

    ・物事なんて見る角度を変えれば、何が正しいのかなんて分かんなくなっちゃう、ってわけ。

    ・小説ってのは、大勢の人間の背中をわーっと押して、動かすようなものじゃねえんだよ。小説はな、一人一人の人間の身体に沁みていくだけだ。ただ、沁みて、溶ける。

    ・人生を楽しむには、勇気と想像力とちょっぴりのお金があればいい。

    伊坂さんの考えを、井坂好太郎なる人物が代弁しているように感じた。物語は僕の好みだし、伝えたいことも受け止めているつもり。だけど、展開が今ひとつスッキリしない。んー。奥さんと岡本猛の変貌?が、何か腑に落ちない。キャラ設定がブレてる、と言うか。。冒頭から最後まで2人は出るので、「?」がずーっと続いた状態での読書だった。

  • 残酷なシーンが軽快に描かれていて現実味がない(から読み易い?)。
    アリとコロニーの話を人間の世界に例えるのは面白いと思った。
    「仕事」に関しての、残酷な妻の見解が意外に良かった。

  • 目に見え難い大きなもの。
    どう闘えばいいのか、どうしたら勝利なのか。
    とりあえず世の中にはどうしようもなく大きな力が存在する。ならば、手の届く範囲から精一杯のことをやってみようということか。
    人生は要約できない!たしかに!

  • 難しい話だった
    すっきりしないようなすっきりしたような、でも納得したような不思議な感覚になった

  • 下巻は伏線回収。国家のシステムがどうとか。妻は怖い。下巻はあっさり読めた。

  • 国家というシステムと戦うお話。だけど、内容は全然シビアな話ではなく、伊坂幸太郎らしいユーモアたっぷりのストーリー。

    「見たり聞いたりしてることと、実態には乖離がある」
    そんなかんじのことがテーマだったと思う。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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