モダンタイムス(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 11609
レビュー : 973
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770798

感想・レビュー・書評

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  • 途中で読むのが面倒になってしまった・・・最終的になんかよく分からなかったのが残念。
    でも、登場人物がちょいちょい言う、インターネットに関する事は好きです。

    作家の井坂幸太郎が言うように、世間の評判をネットで操作するとか、
    現実にそこにいるその人間が積み上げてきた関係よりも、どこの誰が書いたかも分からないネットの記述のほうが信じられたわけだ・・・とか。

    なんか現実にありそうでちょっとブルっとした。

    あとは、人は知らないことに出会うと、検索する・・・
    とかも、自分は結構このタイプなのでドキッとw

  • 購入 ……ぐだぐだ?結局深く理解することができず読了。
    アクション映画を見るときいつも思う、なぜ立ち向かうの?と。本作はアクションではないけど、立ち向かう理由・「見て見ぬふりをしない理由」・最後の「見て見ぬふりをした理由」も肉付けが薄くぐだぐだで終わってしまった印象だった。
    暴力から逃れるため、ではラストにつながらないよね。
    見て見ぬふりをするなら、北海道である必要はないし、キラリが言っていたようにどこででも監視はされている。
    (あと、佳代子もあまりにもチートすぎる。こういうキャラ好きだけど)
    物事はいろんな側面がある、繰り返し述べられていた言葉だが結局綺麗に消化されることはなかったように感じた。取って付けて無理やりねじ込んだ浮ついたキーワードのようだ。
    監視されることは怖い。確かに。でも、ほんとに?監視されないことはあるの?折り合いは付けられないの?
    そして、「魔王」の設定は必要だった?
    SFや超能力系は、現実的な話に付加されると一気にしらける。
    今回、無理に魔王の設定を持ってきたようにも感じた。

    色々な面で方向性が一貫していない話だったように思う。

  • あとがきで伊坂さんが、この小説は「ゴールデンスランバー」と並行して書いていたので双生児のように似たところがある。…と書いていました。それを読み、以前に読んだゴールデンスランバーはとても面白く映画にもなったくらいなのに、このお話は残念ながら期待ハズレ、どうしてだろうと考えるのでした。作者の考える物語を構成するテーマは同じでもこの話の場合、何だか回りくどく、寓話も挟んだりしているのですが途中飽きてしまいました。会話による説明も長いせいもあるのでしょうか。主人公の妻など個性の強いキャラクターもイマイチ活かしきれない感じでした。

  • 面白くて読んでたはずやけど、難しいわ内容

  • よくわからない終わり方だった。なんで不倫相手は主人公に計画的に寄ってきたのか?はっきりしないけとそれもよいみたいな締め括りには納得がいかなかった。妻がなにやってるかも謎のままだし。仕事だからということで様々な役割分担で感情がなくなりどんなに重要だと思われている人でも歯車に過ぎないというのはなるほどなーと思ったけど。

  • 伊坂幸太郎って、ラノベ作家だっけ。
    読み始めてふと思ったのはそんなことだった。
    ぶっ飛んだキャラ設定(主に妻)、頻繁に挟まれるボケツッコミ。情景がありありと目に浮かぶ親しみやすい文体。
    これまでの彼の本と違って見えた理由は、あとがきを読んで納得した。
    元々漫画雑誌で連載されていたらしい。

    自分が思うに、上巻後半の、意外な3人のカフェ対談までが物語のピークだった。そこまではとても楽しく読めたのに、下巻は水増し・やらせ臭くてつまらない。

    はじめはどのキャラクターもコミカルながら自然に動いていたと思う。謎も深まり、何がどうなるのかワクワクした。

    でも、物語が中盤にさしかかると、キャラの不自然な動きや同じ事柄についての説明の多さが目につくようになった。
    主人公は無能と化し、友人や妻は解説要員ですとばかりに露骨にサポートしてくる。
    対立する立場のキャラクターも、皆ご丁寧に長話に付き合ってくれ、味方になってくれる人までいるし、全く緊張感がない。

    五反田の軽口がしつこくて、もはやツッコミというより嫌味に感じる。前巻では見所もあった後輩はリアクション要員だ。
    作者捩りキャラによる作中作品は非常に読みづらくて、短い文章なのに途中で投げ出したくなった。狙って書いたにせよ酷くないか。
    あと「そういうことになっている」としても死に損な気がする。

    妻は言ってること滅茶苦茶すぎない?ある映画を観て、見方を変えれば悪の方が正しいこともあると指摘しながら、勧善懲悪ストーリーが好きって後で言ってるし…
    主人公は、浮気していたこと自体には大して悪びれていないようでがっかり。妻に対する愛は、自分を救ってくれる所や容姿の良さに対するものばかりで、絆を全く感じなかった。
    満を持して開花した超能力だけど、カードゲーム漫画の引きの良さに通ずる八百長感がある。


    政治家に突撃する時、妻が逃げ延びていたことで収束は想像ができたし、物語の根幹「システム」については前半から口酸っぱく言われていたので、同じ説明を事あるごとに聞かされてうんざりした。
    長々と間延びした説明話は、昔のドラゴンボールの水増しアニメを彷彿とさせる。
    世の中の仕組みについては、確かに実際そうだよなあと膝を打った。けど、くどすぎだよ。
    上下2巻の厚めの文庫になっているけど、もっと推敲してコンパクトにしたほうが心に響いたと思う。

  • 読後感がラノベっぽい。
    ここ最近読んだ伊坂幸太郎がアタリ続きだったので期待しすぎた。
    伊坂幸太郎は自分の中で当たり外れが大きい。
    基本的に読みやすくてキャラクターも魅力的、場面場面はかっこいいんだけど、最終的に良い話風に勢いでまとめるところが好きではない。一気に読み終わってあー良い話だったな、と本を閉じるんだけど実は大筋に関係ない謎は放置されていて、実はよくわからないということが多い。
    良いセリフを言わせたいだけというかそんな感想。
    良いセリフが多いから色々考えさせられることも多いんだけどあまり期待せずに読むのが良い。
    井坂好太郎の映画化についての行は深読みしてしまう。

    検索:安藤商会/播磨崎中学校/個別カウンセリング

  • 上巻から徐々に魔王との関連が出てきたのでワクワクしていたが、尻つぼみ。
    長編読了、頑張りました。

  • 上巻参照

  • 知らなくていいことは知る必要がないってこと?

    この作者らしいといえばらしいけど、読むのにちと疲れる
    (;゜∇゜)
    ぶっ飛んでいるようで、内容は………

    やはりなんかくだらない

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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