銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency (講談社文庫)
- 講談社 (2011年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771030
感想・レビュー・書評
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不動産に就職した主人公とお金持ちの間宮さん。僕をとりまく環境の変化と僕がしたこと。
指数関数的にながれる。
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2016.09.13
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この本読んでなかったかも、と思い文庫を購入。読んでみたら、読んだことあるな。と思いながら、読みやすいのですぐ読み終わりました。
案の定、家に帰るとノベルズが本棚に並んでいて、ややショック!でしたが再読する機会をゲットしただけよ!とポジティブに捉えています。 -
とても素敵な空間で起こる、なんでもないんだけど、とても素敵なお話。
とてつもない引越し願望が起こりました。
とりあえずリノベしたい。 -
すごいゆるい感じの話なのに、後半の急展開と主人公のリアクションがすごい面白い。自分はなりたくないけど、あの人がこういうことになったら面白いのに。とか思って、読みながらニヤニヤしてしまった。
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何に対してもやる気を持てない主人公が、大学センターから「ここに就職するのは本当に何処にも行くあてがない人」と言われている不動産会社に就職し、風変わりな客を相手にし、人生が色彩豊かになるという物語。森博嗣らしからぬ(?)、とても素朴で温もりのある作品でした。最後に、気に行ったフレーズを。”幸運を摑むのは、その人が持って生まれた能力によるものです。言い換えるならば、幸運といったものは、この世にはない。あるとすれば、幸せを築く能力、それを持っていた、幸せを築こうという努力、それをしたというだけのことです。その能力と努力によって、順当に作られていくのが幸運なのですよ”
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ちっちゃなボールが何となくころころーと流れていくさま。でも悪いとこには転がらない、楽しい、ピタゴラスイッチみたいな小気味よさ。お手軽によめる。