召抱<奥右筆秘帳> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771276

作品紹介・あらすじ

復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。しがない武家の次男柊衛悟にありえない新規召し抱えの話が。併右衛門の一人娘瑞紀との婚約も消滅してしまうのか。筆を武器とする奥右筆の虚を衝かれた併右衛門に、幕府転覆を企てる闇の僧兵らも襲いかかる。人気爆発シリーズ、波瀾の第九巻。文庫書下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 奥祐筆シリーズ9作目
    毎回、追い詰められ、今回も婚約が消えてしまいそうになったものが、最後の最後に、将軍の前に躍り出て名乗りをあげられて、上手くいったのか?
    敵が失脚しひとつ減ったものの、まだまだ先は永そう。
    次の巻は、念願の結婚か?

  • 松平定信って、どういう人だったんだろう?

  • ひとつの大きな伏し目が。

  • 話はドンドン展開するが,

    2014/03/14 図書館から借用;03/16朝から読み始めて夕方に読了

  • 松平定信の暗躍がさらにひどくなってきた。

  • 第九弾
    定信指導の将軍暗殺
    寛永寺の僧侶が相手
    誰が敵か味方か?
    迫真の攻防

  • 最高の物語の山です!
    ああ!ついに白河公が三すくみから落ちたか

  • 奥右筆シリーズ9作目。
    ついに黒幕の一人が失脚……

  • 奥祐筆シリーズ・9
    書下ろし時代文庫 もう9作目かー早いな^^
    安定して面白いシリーズ・・ って毎回言ってるんだけど
    この巻は結構テンポもよく充実して面白かった!
    なので星4つです

  • L 奥右筆秘帳9

    前作で定信が考えた衛吾の新規召抱の件が動き、なんとか止めようとする併右衛門。ともあれあまり併右衛門&衛吾の活躍なく終盤へ進み、家斉の鷹狩りでドタドタと…。終わってみれば召抱の件はなかったことになって定信は隠居?。併右衛門の預かり知らないところで相変わらず事が動いて終了。冥府との絡みもなかったしつまんなかったかも〜。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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