- 講談社 (2011年12月1日発売)
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感想 : 45件
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784062771412
みんなの感想まとめ
緊迫感あふれるミステリーが展開される本作では、検死官シリーズの魅力が一層引き立っています。心臓発作で亡くなった青年の遺体から発覚した謎の流血事件が、読者を引きつける要素となっており、事件の真相がどのよ...
感想・レビュー・書評
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いつの頃からかストーリーの重要なファクターとして「検死」が必要でなくなり、キャラクターの闇の部分が重要なファクターとなってしまている。
まだまだ詳しく明かされない主要キャラクターの闇の部分が明かされない限りこのままの調子で続いていくのだろうか? -
1203 検死官シリーズ18弾。もはや惰性で読み続けて感じもあるけど、お馴染みのメンバーが出てくると安心出来ます。内容は下巻に期待!
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前作では三人称だったが、本作はスカーペッタの一人称で語られる。
よって、スカーペッタの内面の想いが描かれている。
スカーペッタには全ての情報が与えられずにまどろっこしいところと、個人的に関係のある事件、過去とのしがらみ、といったところが出てくるのは相変わらず。 -
変死体(上) (講談社文庫)
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ここまで来ると惰性で読んでますが。
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面白くない訳では無いのだけれど、ルーシーもベントンも思わせぶりすぎるというか、隠し事してて持って回った言い方しかできないというか。もどかしくてなんだかイライラしてしまう。自分が疲労しているせいなのか、読んでいてものすごく疲れる。
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★3.5
このシリーズ、最初の頃はスカーペッタの視点で描かれ「私」と言う表現でしたが、『黒蝿』のころから第三者的視点になって、戸惑いを受けましたが、この作品では再び「私」に戻っています。それとともに、内容も、サイコ、オカルトチックな雰囲気が薄まっているようです。下巻はどうかな? -
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前作で、とりあえずシャンドン・ファミリーという犯罪一族の最後の一人に片をつけ、壮大なスカーペッタ・サーガの第一部が終了した感があったのだが、それを裏付けるように、本書では、このシリーズが、また一人称視点に戻っている。時代や環境は変わったとしても、第一作『検屍官』のあの頃のように、スカーペッタをより強い軸にして物語を回転させるリズムとテンポに戻ったわけである。
そして驚いたことに、前作で舞台となっていた冬のニューヨークから一転して、ケイ・スカーペッタはマサチューセッツ州ケンブリッジの法医学センターの所長に就任していたらしい。しかも小説の冒頭では彼女はドーヴァー空軍基地で研修中の身となっている。まるで前作までのシリーズを一気に断ち切って、新しい世界からすべてをやりなおしているかのように。
そこに留守中の法医学センターに運び込まれた変死体と、失踪した副責任者の一報があり、ケイはルーシーとマリーノのヘリでの迎えを受け、ケンブリッジに飛ぶ。上巻が移動するまでの半日だけの描写。下巻が翌朝から一日くらいの時間しか経過していないという、時間密度の大変に高いストーリー展開にも関わらず、スピード感がまったくなく、重厚な時間の濃縮液のような心理描写と事件に関連する人々の説明に費やされる。もちろんただの説明ではなく、懐疑、懸念、不安、強迫観念などなどに絡められたケイ一流の細密に過ぎるくらいの関連付けが長々と行われてゆく。
ぼくは、このシリーズが『黒蠅』以降、三人称で語られるようになり、猫の目のように視点を移すようになったとき、それはそれで悪くないと思ったことを覚えている。停滞した感のあるシリーズの活性化に繋がると良いかな、と期待感を抱いたものだった。話を巨大にしてしまい過ぎて収束できなくなった作者が、閉塞したストーリーを何とか打開しようとしてやむにやまれず採用した手法であったかもしれないが、それで何とか前作まで漕ぎ着けてきたのは確かである。
しかしルーシーやマリーノやベントンの視点ですら語られてしまう三人称視点というものに最後までついぞ馴染むことのできなかったのも事実だ。これまでスカーペッタの視点から語られてきた彼らの側からの描写は、ただでさえややこしい人間関係の情念の部分にやたらに踏み込んでしまい、収拾がつかなくなったきらいすら感じられたからだ。ストーリーを淡々と語ることのできるタイプの作家ではないだけに、多視点での疾走感を完全に生かし切れたとは言い難く、むしろブレーキの種類を増やしたように感じられてしまうのが、前作までの欠点であったような気がする。
いつか読者であるぼくにもブレーキがかかり、最近になってシリーズ読書を再開してみたという経緯もそんな印象を強くしているのかもしれないけれども。しかし、本書に至って、再開して良かったなという確信が戻ったのは嬉しいことだ。
相変わらず過去のキャラクターを捻り回して事件の重要関係者に仕立てあげてしまうところは変わらないけれども、そのキャラクターをまるでこれまで知らなかった新しい特異な人物のようにして再登場させ、事件や物語を組み立ててゆくアイディアは並みでないし、そこに絡むいくつもの無関係としか思えない殺人事件がどれもこれも、いつもながら狭い世界に関連付けられてそれぞれのピースが巨大な地獄絵のようなパズルを完成させてしまうという、あまりに唐突ながら理詰めの展開には唖然とする。
それらを今回はしっかりとケイの眼線だけで捉え語らせる、という手法の選択が、本来あるべき場所に戻ったかのような居心地の良さを感じさせた。今後も一人称視点での落ち着いたミステリーのシリーズとしてこのレベルでの謎と捜査手法の面白さを提供してくれるなら、ただでさえ低くないであろう人気の度合いは補償されそうである。少しほっとした、言い換えれば、個人的には大変回帰感に満ちた力作であった。 -
スカーペッタ、年齢を重ねたけれど、強気は変わらず。
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ケイの心情変化が読み応えあり。なんだか切ない巻だったように思う。
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2013年1月7日読了。
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久し振りのスカーペッタシリーズ。
なかなか読めました。
いつものように、イライラしてるけど、自制が効いて、ベントンと言い合ってなくて、良かった。
謎は深まるばかり。
下巻に期待。 -
主人公のスカーペッタが歳をとったせいか、ストーリーのスピード感がシリーズを重ねるごとに無くなってるなぁ。
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ケイがなんだか少しかわいそうになってしまう。
今までだったいろいろな事件があったし、危険なこともあった。
でもその中心にはケイがいて、彼女がひっぱっている印象だったのに。
今回、ケイは気が付けば浮いてしまっている感じ。
大切なことは全然知らない(知らされていない)でいたなんて・・・。
でもケイは大丈夫。動き始めたら、いつものように引っ張っていくわ -
検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ18弾
訳者が池田真紀子さんになってからの3作品目。読み始めに違和感があった。一つ一つのの文章が短く細切れな上、句読点の過剰な使用でまるで若者のチャットの文章を読んでいるかのような気分にさせられる。思わず訳者が変わったのかと確かめたくらいたどたどしい感じだ。それが読み進めるうちにその不自然な感覚は消えていった。最初の方は別人にでも訳させたのかと思うほどだ。
法医学者のケイ・スカーペッタは、ケンブリッジ法病理学センター(CFC)の局長に就任、直後ドーヴァー米軍基地の米軍監察医務局へ研修に向かった。局長不在中の6ケ月間に責任ある副局長のジャック・フィールディングが暴走しCFCの組織体制が崩れていく。そんな折CFC内で重大な事件が起こり、ケイ・スカーペッタがCFCに呼び戻される。
ケイ・スカーペッタの20年前の過去の出来事、ジャック・フィールディングの子供時代の悲惨な経験、戦争が国家産業となったアメリカの最新武器開発などが絡み合い話は進んでいく。
ずっとそうだが今回もピート・マリーノ(CFC捜査主任)は欠点だらけの男性としてぼろぼろに書かれている。そして、ロスト・ソック(迷子の靴下)という名の黒と白のまだら模様のグレイハウンド(5歳)が本当に迷子になって初登場。ケイの夫ベントンはソックを飼うことに反対する(その反対理由が可笑しい)が、どうも家族の一員として迎え入れられるようだ。 -
どうしてこうもベントンとこじれるの?
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著者プロフィール
パトリシア・コーンウェルの作品
