プリズン・トリック (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1273
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771559

感想・レビュー・書評

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  • 帯のキャッチコピーに惹かれて店頭で購入したけど、今まで読んだ小説の中で一番の駄作だったかも…。
    これで江戸川乱歩賞ってのが信じられない。

    せめてアマゾンの評価くらいチェックして購入すればよかった。

  • 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。

  • グッと引き込まれるスタート、やや登場人物の多さに視点が混乱する中盤ではあるものの、最後でしっかり落とし、さらにもう一捻り。ミステリらしい、読み終わった後に感じる嫌な空気すらも心地いい。

  • 文章のせいか読み進めにくかった。登場人物のキャラもたってなくて誰が誰やら。。。

  • 2016/5/7 読了
    構成は粗削りなところがあるけど、唸る面白さ

  • ブックオフで1$にて購入。江戸川乱歩賞の受賞作らしく、難解なミステリーで時間を掛けて読んだため、読み返して内容を再確認することも複数回。交通刑務所で起きた殺人事件で、何と別人が服役していたという新鮮な内容。面会者が簡単に刑務所に潜入した点を除くと、文句ない内容。

  • P410
    第55回 江戸川乱歩賞受賞作品。

  • 遠藤武文の初読み。
    デビュー作……なのかな。

    序盤は間違いなく面白かった。
    中盤…、視点が入れ替わり過ぎて混乱しかけるも、示された謎への興味が、ページを捲り続けさせる。。。

    後半……明かされてゆく謎。
    それに反比例して萎んでゆく本作への読書意欲。

    Wikiによると、大沢在昌が選考時に「たいへん厳しい点をつけた」のだとか。
    “仕掛け”が成立するために都合の良すぎる展開が繰り広げられ、説得力が無さすぎる……と。
    まさしくその通りの感想が、沸々と湧いてきて……読後感はかなり悪かった。

    最後の“手紙”……。
    これはもう、蛇足。



    ★3つ、6ポイント。
    2016.02.03.古。

    巻末解説文によると、何やら続編がありそうな様子。

    “彼”のその後への興味は残っているので……古書で、かつ100円本で見かけたら、読んでみよう。


    ※あれだけ思わせ振りな言動をしていた“丸山”は、いったいナンだったのか……?

  •  第55回江戸川乱歩賞を受賞したというミステリー。市原の交通刑務所で発見された変死体をめぐって、次々にストーリーが展開していき、最後の一行で「えっ?」ということになるという話。
     ただ、登場人物が多すぎるし、一人称が次々に変わっていくので、力を抜いて読んでいたら途中から何の話で誰が誰のためにどうなって、どうしたのか、どうされたのか、まったく分からなくなってしまった。なので、あまり面白いとも思えず終わってしまった。たぶん登場人物でもノートに書いて時系列に起こったことを書いていけばすごいストーリーなのかもしれないけど、そんなことするほど暇じゃありません、という感じで、残念だった。だから、最後の一行はちゃんと読んだ人なら「えっ?」となってすごい結末なんだろうけど、何かがすごいんだろうな、というくらいで読み終わってしまった。もう少し分かりやすいミステリーが読みたい。(15/06)

  • 前半はなかなか読み進まなかったが中盤から少しずつ面白くなり。。
    盛りだくさんすぎて散漫になるが、なるほどねぇとなる作品だった。
    登場人物が多すぎて話がぼやけた感あり。
    最後の一章は怖いが、途中で想定できる終わりでもあった。

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著者プロフィール

1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
2009年『プリズン・トリック』で第55回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『トリック・シアター』、『天命の扉』、『原罪』、『龍の行方』など。

「2014年 『現調』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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