おやじがき 絶滅危惧種中年男性図鑑 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.53
  • (6)
  • (13)
  • (12)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 128
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771603

作品紹介・あらすじ

頭髪の欠損や腹部の脂肪は一律に忌み嫌われ、おやじ絶滅の危機が到来!でも、こぎれいで健康でちょいワルな中年男子ばかりになったら、反対に息が詰まりませんか?おやじサバイブを祈念しつつ、電車で、喫茶店で、路上で遭遇した、愛らしいおやじたちを克明にスケッチしたイラストルポ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 単行本を読みそびれていて、文庫化でやっとこさ手に取りました。

    内澤さんに捕獲されたおやじたちに対する、ネーミングセンスがワンダフル。「すだれ」は定番だけど、「過半数」「ガラアキ」って的確すぎて涙が出ちまうぜ!それぞれのイラストおやじについたコメントと、おやじたちのデフォルメ加減も絶妙。なんだか、手乗りくらいのサイズに思えてしまう。手乗りだったら、愛らしいんだよなあ、おやじって。

    ドラマにも映画にも小説にも漫画にもアニメにもイケメンがあふれているのに、現実はキビシい…オー・ジーザス、まさにリアリティ・バイツ!職場の先輩や同僚、後輩、友人知人など、手の届く範囲にイケメンがいるかたは、ぜひ彼らを愛でて大事にしていただきたい!そういう場は貴重なのだ!とあらためて認識させてくれ、日常に喝を入れてくれる本(だと思う)。

    逆コンセプトで、「おばさん」をやっちゃうと、血を見る事態になりかねないので(笑)、やっぱり、おやじ限定で正解なのだと思う。ページレイアウトのセンスも素敵で、愉しくふふふと読めます。ある意味、プレゼント好適品かも。

    • tsuzraさん
      なんだかpipo_DingDongさんのレビューもナイスで面白いです。
      手乗りくらいのサイズ…のくだりに思わず吹き出しました(^0^)
      文庫...
      なんだかpipo_DingDongさんのレビューもナイスで面白いです。
      手乗りくらいのサイズ…のくだりに思わず吹き出しました(^0^)
      文庫本いいですよね!
      本屋さんでぱらぱら立ち読みした時に、おやじたちの出没度の高い場所として国立国会図書館とあったのが妙に心に残っています。
      2012/06/26
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      つづらさん:

      この本、もう目次だけで笑えますよね(^^)。文庫の版型が合っている感じがします。出演してらっしゃるおやじのみなさんだって、よ...
      つづらさん:

      この本、もう目次だけで笑えますよね(^^)。文庫の版型が合っている感じがします。出演してらっしゃるおやじのみなさんだって、よきお父さん、頼もしいダンナさん、頑張る上司でしょうに…淡々としたいじり具合がツボですね。

      国会図書館もそうですが、甲子園球場がこんなにゆるいおやじたちの出没スポットだなんて知りませんでした!
      2012/06/26
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      けーこさん:

      手のひらでころころ転がしたり、肩に乗せたり・・・はっ、加齢臭とかあるのか! ←完全に自分を棚上げ気味のコメント
      けーこさん:

      手のひらでころころ転がしたり、肩に乗せたり・・・はっ、加齢臭とかあるのか! ←完全に自分を棚上げ気味のコメント
      2012/06/27
  • くすりと笑える一冊。こうゆうおやじの観察の仕方ができる著者は素敵な人だと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      内澤旬子の観察力に、、、噴出します。
      内澤旬子の観察力に、、、噴出します。
      2012/08/27
  • 自分も含めた「変なおじさん」の仲間がたくさん現れる。抱腹絶倒という言葉があたっている。
    「しだれ満月」にぴったりの人物を知っているが、この表現で「笑える」。私がこういう状態になったら、悪あがきをせずにすっぱりと短くするか、剃ってしまおうと思う。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「剃ってしまおうと思う。」
      ↑同じコトを考えている人見つけ!
      sawatbookさんも白くなっても、光らない方なんでしょう?
      そんな訳で、私...
      「剃ってしまおうと思う。」
      ↑同じコトを考えている人見つけ!
      sawatbookさんも白くなっても、光らない方なんでしょう?
      そんな訳で、私は公言して怒られました反省。。
      2012/06/20
  • 細かい観察が笑える。

  • これは悪意1000%のdisだな、というものから、おだやかで愛情がかんじられるものまでさまざま。個人的には、電車のなかで日能研のクイズを書き写しているおじさんが一番印象に。あとロン毛のひとは、飯野賢治じゃないかと密かにおもっている。

  • おじさん図鑑より前に、こんな本が出ていたとは。
    おじさんにせよ電柱にせよ、大多数の人が気に留めないものに関心を寄せ、その魅力を発信してくれる人がいることは救いだ。

  • 1967年生まれ、内澤旬子さん「おやじがき」、2008.12刊行、2012.2文庫化です。現在、絶滅危惧されている無敵なおやじ(耳毛上等、臭気充満、靴底発酵、放屁爆裂、背広は吊るし)への讃歌です(^-^) よくぞ観察していただきましたw。①煙草の包みとセロファンの間に爪楊枝(昔やってました)②電車で日能研の問題の書き写し(やってません)③アームカバー(興味半分、一度やったことがあります)④尻の財布(経験ありません)(^-^)

  • 私おじさんのこと嫌いだから嫌悪感しかなかった。
    おじさんも私のこと嫌いだけど。

  • 世に数多いるオヤジ達のイラスト集。
    確かに、電車や路上にいるなぁと思ってしまいました。
    おばさんシリーズも、ぜひ。

  • 絶滅?
    なんのなんの。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1967年生まれ。神奈川県出身。文筆家、イラストレーター。緻密な画風と旺盛な行動力を持つ。異文化、建築、書籍、屠畜などをテーマに、日本各地・世界各国の図書館、印刷所、トイレなどのさまざまな「現場」を取材し、イラストと文章で見せる手法に独自の観察眼が光る。2011年、『身体のいいなり』(朝日新聞出版社、のち朝日文庫)で第27回講談社エッセイ賞を受賞。他に『世界屠畜紀行』(角川文庫)、『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)、『着せる女』(本の雑誌社)など多数。

「2021年 『飼い喰い 三匹の豚とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内澤旬子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
三浦 しをん
久住 昌之
村上 春樹
村上 春樹
64
横山 秀夫
内澤 旬子
卯月 妙子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×