- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771696
感想・レビュー・書評
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人間に滅ばされたとか、封印されたとかで、大人しくしてたんが、何かの弾みで復活して暴れるってパターンは良くある。
それが猿で、猿田彦、豊臣秀吉、聖徳太子などなどが、その血筋や!というのは、古代からの神話とかの流れで、ええ感じ。
でも、コーネリアス?ジーラ?…「猿の惑星」やん!それも初期の奴!(このストーリーには合わんと思うだけで、ええ映画です!)
一気に神話とかの世界から引き戻されてしもた…「猿の惑星」観て、凄い盛り上がるとかは、やめて欲しかったな。「宇宙猿人ゴリ」も出て来る…
何か興醒め…でも、これがこの作者の洒落っ気なんかもしれん。
まぁ、人の世界でも、猿の世界になっても、また、世の中乱れば、違った生き物の世界になるかもね〜
そもそも人が生き物の頂点とかやないと思うし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オチは適当になってたり、
猿の惑星で盛り上がってたり
ちょいちょい雑だったけど
地底王国やら猿田彦やらムー的な、
あの頃私が夢中になったあれやこれやが
いっぱい盛り込まれて
個人的になんだか懐かしくなった一冊。
ていうか参考図書学研ばっかや!
サル顔のなみえといえばやはりスーパーモンキー
アムロの当て書きかな? -
聖徳太子が訳した人類滅亡の予言を発端に繰り広げられる伝奇ホラーは非常に読み易くスピーディーな展開なので一気読みも難しくない。神話、秀吉の埋蔵金、UMA、謎の宗教団体…色々な要素が絡み合う。どう纏まるか心配するが田中啓文だから最後はハチャメチャだろうと勘繰るがオチはやや尻つぼみ。ギャグとシリアスの紙一重を探ったかの様な作品だが中途半端な部分が他読者の低評価に繋がったかも。この人にはやはり突き抜けたものを期待してしまう。でもグロ駄洒落控え目でもくだらなさをさらりと放り込む本作品は嫌いではない。
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世界各地にある猿人に関することに
聖徳太子、豊臣秀吉等が、猿人?
日本から、最後は中国 -
うむ。
そんなに面白くねー
というのが正直な感想。
そこでこの展開かよ!みたいなのがあったなぁー
伝奇部分の説明もあれだったしなー
ちょいと自分には合わない感じでした。 -
この著者の伝奇ホラー作品としては、「水鬼-ミズチ-」に続いて記紀神話に材を取ったもの。こちらは猿田彦神→猿をメインに持って来た点で目先を変えたのかもしれないけれど、とにかく主要キャラクターのどれもが著しく魅力に乏しい―自己中か下品かクズかの何れか―なので、読んでて単純にイライラするだけで感情移入がまったくできない。
そのため中盤までは読み進めるのにやや苦痛。
それでも舞台が中国に移り、神農伝説まで絡んで来ると物語が活気付いて面白くなるようではある。
悪趣味な描写と脱力系なダジャレや冗談は控えめで、なんか以前の勢いはなんかなくなっちゃったなぁ、と。
オチは結局そこかよっ!と。
正直「水霊」の方がまだ面白いと思えた。 -
猿の惑星の日本版?
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うーーん。猿の惑星かAPESか分かんないけど、そこにリンクしちゃダメでしょ。。。
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昔教科書でみた懐かしい歴史的な人物や建物が出てきて、ウンチクもちりばめられ、展開も面白い。ただ、登場人物のキャラが、浅ましかったり自己中心的だったり、負のオーラが強くて全く共感できないのが残念。正直、登場人物にはイラっとくる。