- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772556
作品紹介・あらすじ
山の者の集団から追放されて"ひとり渡り"をする多十に、滅亡目前の武田唯一の嫡流・若千代の幼い命が託された。莫大な武田の御遺金のありかを探るべく遣わされた真田、伊賀の忍者集団と、圧倒的な劣勢の中で血みどろの死闘を繰り広げる多十たち。知る人ぞ知る戦国忍者活劇のあの大傑作が、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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嶽神の上巻。
字の大きさは、小。
面白いが字が小さいので読むのが大変だった。
下巻を読むのが楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
真田、伊賀、風魔と、スーパー忍者集団との戦い。
久しぶりの忍者小説。こりゃ面白いわ。 -
知らない作家さんでしたが、勧められて読んでみたら面白すぎて参りました。
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武田家滅亡御その御遺金,嫡流をめぐり真田,伊賀,風魔の忍者,山の者,むかでなど異能の戦士たちがアンダーグラウンドな死闘を演じる.主人公は山の者を追放された一人渡りの多十だが,お決まりのように子供と女が仲間となり共に戦う.また火薬もなぜかこちらの専売のようで敵は用いない.いろいろ突っ込みを入れながらもスピード感につられて楽しく読めてしまう.
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さぁ、下巻だ♪
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2014/2 おもしろかったけど、グロくて死人出過ぎ。24の10倍は殺されているな。
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山の者の集団から追放されたひとり渡り・多十は武田家の遺児を助け落ち延びることになるのだが……。
エンタメ感満載の時代伝奇小説。スピード感とテンポのよさに一気に物語に引き込まれる。敵味方が複雑に入り乱れ、次々に襲う危機を山の者ならではの知恵と技で乗り越えていくのが痛快。主人公・多ジュウの生き様にも痺れる。下巻にさらに期待。 -
全2巻。
分厚い。
「読まなきゃ損」みたいな
帯のうたい文句とタイトルにつられて読んでみる。
初めて読む作者。
武田家の隠し遺産を巡り、
次から次へと現れる忍者たちと対決する
王道の伝奇もの。
主人公が山の者で、
敵が忍者で、
仲間が特殊技能の持ち主で、
隠し遺産で、
有名どころもちょいちょい出てきて、
設定はわくわくする感じだし、
最初は結構引き込まれる。
ものの。
短い文節を積み重ねる特殊な文法、
特に、台詞の途中に割り込む手法
(「それは」○○は言った「こうだろう」)
が、段々気になってくる。
その手法のおかげでスピード感は出てるんだろうけど、
逆に結構はしょられてることも多く、
段々あらすじを読んでる気分になってしらけてきた。
キャラの使い捨ても気になるし。
まあ、シリーズとして続編が出てるみたいなので読むけど、
帯のうたい文句は言い過ぎだと思う。 -
過酷な運命に翻弄される蓮と勝三、それを多十の優しさがゆるゆると包んでいる感じがいい。本当に過酷なんだけどなー。それにしても、忍者ってすごい。
著者プロフィール
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