嶽神(下) 湖底の黄金 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 204
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772563

作品紹介・あらすじ

仲間を信じ、知恵をしぼって辛くも生き延びている多十一行に、服部半蔵から最強の刺客たちが放たれる。妖術をあやつり、もはや復讐の鬼と化した殺人集団に対して、勝機はあるのか?御遺金のありかは?男たちの生き様と熱い絆を描き、最後の最後まで気が抜けない時代伝奇小説の名作、圧巻の大団円。

感想・レビュー・書評

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  • 嶽神の下巻。
    字の大きさは、小。
    やっと上下巻を読み終わった。
    字が小さくて大変だったが、面白かった。

  • 「嶽神」上下巻。

    武田の御遺金をめぐり、山の者と忍者の壮絶な攻防戦を描く。

    初めて読むシリーズ、作家さんでしたが、アクション、冒険、仲間愛、盛り沢山の時代伝奇小説で、非常に楽しい読み物でした。主人公の多十がとにかく格好いいの一言だし、周りを固める仲間たちも良きキャラが揃いに揃っていて、ハラハラドキドキな展開の連続でありながらも、何処か安心して読めてしまう。結末はやっぱりこうなるよねぇっていうお約束パターンではあったけど、この巻の後も主人公たちがどうなっていくのか続きが非常に気になる。

  • 面白かったなぁ。
    しいていえば、もう少しでいいから悪役たちとの戦闘シーンを長くして欲しかったな。
    まだまだ続編があるんで読んでみよう。

  • 多十がとにかく格好良い!
    次から次へと強敵が現れて、苦戦しつつも勝ち残り、また強くなる。まさに少年ジャンプ。

  • 武田の遺児を守る山の者

  • 武田信玄の御遺金(埋蔵金)をめぐり忍者,山の者,むかで集など異能戦士たちの死闘は大詰め.ちょっとバトルもののゲームを見ているようなところもある.

  • かっこいい!ストーリーも登場人物たちも魅力的!命がけで仲間を守る多十に惚れます。

  • 忙しくなければ一気読みだったな♪

    星3つです!

  • 敵を倒すと更に強い敵が、そしてかつての敵との友情などなど、少年漫画の王道的な血沸き肉踊る展開の連続に胸が熱くなる。いやぁ面白かった ♪

  • いやぁ、いわゆるテンコ盛り。

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著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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