時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772945

作品紹介・あらすじ

倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

1995年に刊行された講談社文庫版を全面改訂し、上下巻に二分巻された新装改訂版です。

感想・レビュー・書評

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  • 綾辻さん得意のクローズドサークル。

    最初の間取図見て

    でかっ! 
    鎌倉にモデルとなる館があるそうですが、
    個人的には狭い中で誰がどうやって?
    と推測していくのが好きなので
    少々出だしは不満もありましたが

    読み終わったら、大変おもしろかったです!

  •  稀譚社の雑誌『CHAOS』(ケイオス)の編集部に勤める江南孝明は、「鎌倉・時計屋敷の亡霊に挑む」という特別企画で、時計メーカーの前会長・古峨倫典の屋敷であり、中村青司が設計したという時計館へ行くことになった。大学のミステリー研究会、そして美人霊能者として有名な光明寺美琴が時計館に閉じこもって開くという交霊会を取材するためである。しかし初日の夜、交霊会の後に光明寺は忽然と姿を消し、そして大学のメンバー2人が死体となって発見される。一方、友人である江南から時計館に行くことを聞いていた推理小説家・鹿谷門実は館への興味がおさえられず、遅れて時計館へと向かっていた。

     館シリーズ第5弾。「時計館」であることを最大限にいかしたものであり、古峨の狂おしいほどの娘への愛情も示されていたトリックに満足。なるほどなぁ、うまいなぁ。

  • はよ下巻読まにゃあ!

  • スローテンポ?まだまだ序章な雰囲気。霊媒とかうさんくさい。。。

  • 除霊シーンとかあまり興味が惹かれないけども、展開が気になりどんどん読み進めてしまう。

  • 時計だらけの洋館に巻き起こる惨劇ミステリー。
    十角館同様密閉された空間と外での進行が素晴らしい。

  • 傑作。シリーズらしい大胆なトリック。ラストはあまりに美しい。

  • 不朽の名作といわれる作品。次は何が起こるのか、誰が殺されるのか、仕掛けは何なのか、過去の出来事の真相は?と恐怖を感じながら、自分なりの推理をしながら読み進める。下巻を読むのが楽しみすぎる。

  • 壁面を埋め尽くすように並べられたたくさんの時計、館に棲む亡霊との交霊会、とつぜん消える蝋燭やラップ現象など、序盤から禍々しい雰囲気が漂う。
    「時計館」であることを存分に活かした壮大で意外性のあるトリックに度肝を抜かれ、動機の哀しさが読後に余韻を残す。
    上下巻に分かれているが、あっという間に読み終えてしまった。
    おそらく「館シリーズ」最高傑作。

  • 江南自身が事件に巻き込まれる。


    読みやすいし、先が気になりあっと言う間に下巻読み終わりました。


    ただ…ラストがなー。。。
    ちょっとありえない感じがしましたが…。

    でも。ミステリーとして楽しめました。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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