時計館の殺人<新装改訂版>(下) (講談社文庫)

  • 講談社 (2012年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (420ページ) / ISBN・EAN: 9784062772952

作品紹介・あらすじ

館に閉じ込められた江南(かわみなみ)たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か? 凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章! 第45回日本推理作家協会賞に輝く名作。


本格ミステリならではの驚きと感動、必読の名作!

みんなの感想まとめ

驚きと感動に満ちた本格ミステリが展開され、館に閉じ込められた登場人物たちが仮面の殺人者に襲われる中、緻密なトリックと伏線が巧みに絡み合います。過去と現在が交差する二重構造や、動機の明確さが物語に深みを...

感想・レビュー・書評

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  • 声を大にして叫びたいっ。
    『ブラボー!!ブラボー!!』
    実に素晴らしい作品でしたっ(∩ˊᵕˋ∩)・*

    mariさん、yukimisakeさん、私にこの本をおすすめしてくださりありがとうございますm(_ _)m


    若い頃、綾辻行人先生を読み漁っていた頃があったので、この本も当然既読だと思っていたのですが、館シリーズの何冊かは未読でした。
    この本も未読で(^◇^;)
    これは読んでおくべき本でした。
    読み終わったそばから再読したいくらいイイっ!


    最近のクローズドサークルは、携帯電話やらGPSやら、DNA鑑定やら色々科学が発達し過ぎてしまい、何か別の技を使ってこないとなかなかクローズドサークルが作れなかったり、作れたとしても動機が弱かったり、難しい設定だったり、イマイチグサッと刺さるような本がありませんでした。

    が、この本はめっちゃ良かったです!

    十角館と同じで、中と外、交互に語られるのですが、それにもしっかり意味がありますし、動機もしっかりしており、館の効果が最大限生かされています。過去と現在の二重構造もジワジワ効いてきて良かったです♪伏線の張り方も勿体ないくらいサービス精神旺盛で、完璧です!

    次から次へと死ぬわ、死ぬわ。
    この人は死ななくてもいい人なのでは!?と思う人も死ぬわ、死ぬわ。

    最初っから最後まで盛り上がりっぱなしで、怪しさ満点!

    シリーズの作品ではありますが、この作品だけを読んでも十分楽しめるのではないかと思いました(*ˊᗜˋ*)♡
    十角館大好きでしたが、今日からは時計館も大好き人間になりました (๑˃̵ᴗ˂̵)و


    十角館に続きHuluでドラマ化されるようですね!
    めっちゃ怖いだろうなぁ(^◇^;)


    -------

    今日は寒いですね。。。
    浜松は滅多なことでは雪が降りませんが、買い物に行ったら珍しく雪が舞っていました。

    皆様の住む地域でも雪が降っているのではないでしょうか。。。
    外出時、お気をつけください*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

    • bmakiさん
      どんぐりさん

      たくさん死にました(∩ˊᵕˋ∩)・*
      関係ないと思われる、あいつも、こいつもみんな死んでしまいました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ ...
      どんぐりさん

      たくさん死にました(∩ˊᵕˋ∩)・*
      関係ないと思われる、あいつも、こいつもみんな死んでしまいました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

      館シリーズ積まれているのですね!?
      私も自宅に残しておけば良かったなぁ。

      期日前投票は賢い選択でしたねd(^_^o)
      雪かきお疲れ様でした(´∀`=)
      2026/02/10
    • ultraman719さん
      あいつも、こいつもに、気持ち入ってるわ!w
      あいつも、こいつもに、気持ち入ってるわ!w
      2026/02/10
    • bmakiさん
      ウルトラマンさん

      気持ち入れてきましょっ♪♪
      三分間全力で (๑˃̵ᴗ˂̵)و
      ウルトラマンさん

      気持ち入れてきましょっ♪♪
      三分間全力で (๑˃̵ᴗ˂̵)و
      2026/02/10
  • あーっ。

    今回の綾辻トリックは見破ったぁ!と
    思っていたのに、違ったm(_ _)m

    旧館と新館が同時並行していなかった説、
    鹿谷達は事件後の時計館にいると読んでいたのに
    まったく違ったm(_ _)m

    館シリーズはいつもラストが美しい♪
    十角館も時計館もラストが綺麗。

    福西くんは、河南くんのように今後でてくるのだろうか?

    島田潔と仲間達として中村青司の館難事件を解決してほしい。

  • お見事でした!!!何がすごいと言えば、壮大な仕掛け。ネタバレなるのでこれ以上は控えます。強いて言うなら歪んだ愛情、ここまでやるっ?!って感じ。一撃の破壊力ではなく、論理的なトリックに脱帽。

    • ヤスさん
      ゆきみだいふくさん
      こちらこそいつもありがとうございます^_^
      十角館がマストです!
      読まれているので大丈夫だと思いますが、、、
      100%っ...
      ゆきみだいふくさん
      こちらこそいつもありがとうございます^_^
      十角館がマストです!
      読まれているので大丈夫だと思いますが、、、
      100%ってなるとやっぱり読んだ方がいいかもです…
      なんでかって言うと〜ってなるけど、我慢です笑
      2025/08/17
    • ゆきみだいふくさん
      ヤスさん

      やっぱ全部読んだほうがいいですよね〜
      ブックオフや古本市場などはあったりなかったり。あってもちょっとお高めだったり。
      でもがんば...
      ヤスさん

      やっぱ全部読んだほうがいいですよね〜
      ブックオフや古本市場などはあったりなかったり。あってもちょっとお高めだったり。
      でもがんばって買おうかな❢
      ありがとうございます❢
      2025/08/17
  • 館シリーズ第5弾(下)

    次々と殺人が起こる悲劇。狂気ともいえる娘への愛。壮大な時計館の仕掛け。沈黙の女神の正体。
    これは映像で堪能したい。
    このトリックを実行しきったことに驚愕。自分が犯人なら、絶対に頭がこんがらがって微妙なタイミングで動いてしまい、えっ!?あれっ!?なんて言いながらオタオタするのが目に見える。

  • 館シリーズ第5作。
    トリックだけでなく、多くの殺人を犯すことになった真犯人の心情や、娘の願いを叶える為、時計館を作った前当主の気持ちまで。
    最後の「沈黙の女神」の歌声が聞こえるまでの緊張感の中で、じっくり解明されていきます。
    時間を操作するとは。


  • 館シリーズ5作目。
    壮大なスケールでまぁまぁ、そうだろうな、と思いながら読み進めることが出来た(私にしては珍しい)笑

    鹿谷門実よりやっぱり島田潔の方がいいんだけとなぁ。

  • 館シリーズ5作目の下巻。
    やっぱりこれまでのシリーズ作品と比べても、より壮大な印象を受けた。謎解きミステリとサスペンス、アクションシーンが融合した展開で、とても読み応えのある作品だった。

    館に込められた建主の狂気に近いほどの想い。
    その想いがいっぱい詰まった舞台で繰り広げられた悲劇。その狂気のテリトリーに、被害者たちは図らずも足を踏み込んでしまったんだなぁ。。
    下巻では旧館内の状況が、なかなか衝撃的(汗)次から次へと…。

    タイトルにもある通り、時計に関する歴史や考察が興味深かった。犯人と大まかなトリックは予想の範疇だったけど、その仕掛けだったり館に込められた目的は想像の斜め上でびっくり!ここまでの発想と実行力がエグい。

    エピローグは物語を総括させ、しっとりした雰囲気で締めくくっていて好印象。
    上下巻通して、手に汗握る映画を1本見終えたような読後感で楽しかった!

  • 時計館は上下巻だけど少しも長さを感じなかった。

    トリックが壮大でかなり緻密で、これを考えて読者にわかりやすく書くのはさぞかし大変だっただろうなと思った。

    島田さんの安心感はすごい。
    ラストは映画を観ているような情景が浮かんできて終わりも良かった。

    早く先を知りたいんだけど、読んだら終わってしまう寂しさ。
    残りのページが少なくなると「ここで読むのを止めればずっと館の中にいられる」と館シリーズを読む時はいつも終盤に思ってしまう。
    結局気になってすぐに読んでしまうけど。

    最後の米澤穂信さんの解説もとても良かった。
    館シリーズが好きな理由を代弁してくれているような、思っていることが全く同じで嬉しくなった。
    米澤さんの本も今度読みたい。

  • 館シリーズ、5館目。

    超常現象の取材のため、『CHAOS』取材班の一行が3日間籠ることになった館、時計館。108個もの時計があるこの館で次々と殺人事件が起こり、またもやあの男が現れる。

    プロローグから思わずニヤリとしてしまうやり取りがあり、読み始めからワクワクした。

    108個もの時計がある時計館。
    私、時計の秒針の音が苦手で…。
    きっと私は時計館に入っても長くは居られないだろうな。

    十角館を思わせる描き方で、十角館が好きな私としてはテンションが上がったし、迫り来る殺人鬼の影にハラハラしながら、ページを捲る手が止まらなかった。

    シリーズをここまで読んできた読者だからこそ、予想できるトリックがあったり、犯人は誰なのかと思考を巡らせながら読んだりと、楽しめた。
    けれど、この作品の醍醐味はきっと犯人探しではなく、ハウなのだと思った。
    いやー、これはすごい!

    米澤穂信さんの解説がとても興味深かった。
    次の館も楽しみ。

    《シリーズ好きな順》
    ①十角館 ②時計館 ③迷路館 ④水車館 ⑤人形館

  • 下巻、あっという間に読み終わりました。
    今回の時計館は、クローズドサークルになる状況で、十角館を思い起こされるような雰囲気もありました。
    ハラハラドキドキ!読み応え抜群でした!

  • 時計館の名に相応しい、時間を使ったトリックは素晴らしかった。犯人はとても優秀だったし、入念に計画して頭を巡らせていたけど、アリバイ作りに「やることが…やることが多い!」状態になっていたと思う。
    そこを洞察力の高い島田さんに見破られた感じかな。
    それにしても最後の大がかりな仕掛けには驚かされた。真に作品が完成するのは最後の時とは。そして犯人のあっけない最後はまさに因果応報。
    そして犯人だけでなく関わったみんなにも責任があってなんだか悲しい結末だったな。小さな出来事からどんどん歪んでしまったんだな。

    十角館で登場した江南さんの活躍が今回はとても重要だった!
    島田さんポジションといっても過言ではない。
    前回バディだった片割れが活躍する話って、なんでこうワクワクさせらるんだろう。
    二人が合流した時の安心感は半端ない。
    読み終えてからお疲れ様と言いたくなった。
    この友情続いてくれ~!

  • この作品は30年前のものだけど、今も昔も何も変わってないこともあるんだと認識させられた
    だからこそ今映像化されるんだと思う

    事件後の考察がやさしく頭の整理と心のクールダウンもとか思ってたらそうはいかなかった汗

    いくつもの狂気が絡み合った悲劇
    いや悲劇と呼ぶのもどうかと思うけど、、

  • 綾辻行人さんの「館」シリーズ第5作。上下巻に分かれた長編。
    これまでと同様に中村青司設計の、鎌倉の人里離れた森の中にある時計館が舞台。巻頭の登場人物リストでなんと故人の多いことか、と思ったが、物語が始まってからもばたばたと人が殺されていった。仕掛けも壮大でそこまでするならもっと単純に殺人したほうがむしろ粗が目立たないのでは…とも思ったが、続きが気になり一気読みしてしまう面白さだった。鹿谷さんのほか、第1作(十角館)で大学生だった江南さんが社会人で再登場したのも良かった。

  • 非常に読み応えあり、今作も面白かった。
    十角館を読み終えた流れのまま、時計館を読み始め、トータル1100ページ程の読了。
    ちょっと「館」からは一回離れた作品を次は読みます…館疲れ。
    皆死なないようになんとか切り抜けようとするが、不思議なことにどんどん殺されていく、謎がまた謎を呼び迷宮に入っていく、、基本この繰り返しだが、飽きずに読み進める事が出来るのは読者心理を巧妙に操っているからだろう、術中にまんまとはまります。
    どういう手法なのかはわかりませんが、十角館も時計館も基本的なプロットは似てるんですが、読んでる最中は結局犯人分からないし、トリックも動機もわからない、ずっと謎な状態が続いていきます。
    しかし後半に差し掛かりポロポロと解明が始まり、そこからはページを捲る手も止まらなくなり、、最終的には伏線を全回収し、時計館が何故、時計館なのか、全てが紐解かれていく見事な展開、構成、ストーリー。本当に圧巻の作品と感じました。

  • 鹿谷(島田)さんの推理、最初は江南くんと同じくなんかしっくりこなかったけれど、かなりの頁を残しての発言だったから、何かあるんだろうなと思いつつ…そこから頁をめくる手が止まらない。
    すごいトリック!こんなの思いつくなんてさすが綾辻先生!
    初作から飛び越えて時計館を読んでしまったので、飛ばしてしまった館シリーズも読まなくては。

    • タカツカさん
      時計館読了お疲れ様です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

      水車館、王道な怪しさが楽しめます!
      迷路館、人物設定が神です!
      人形館、...
      時計館読了お疲れ様です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

      水車館、王道な怪しさが楽しめます!
      迷路館、人物設定が神です!
      人形館、油断大敵!ヤられます!

      ぜひお楽しみあれ!
      みんな一冊ですからあっちゅうまです!
      2026/03/11
    • ひなさん
      タカツカさん、コメントありがとうございます。
      どれもおもしろそうですね。特に「油断大敵!」なんてとてもそそられます。
      今度は順番にちゃんと読...
      タカツカさん、コメントありがとうございます。
      どれもおもしろそうですね。特に「油断大敵!」なんてとてもそそられます。
      今度は順番にちゃんと読みます〜笑
      2026/03/11
  • コアとなるトリックには驚いた。なるほど時計館だ。
    予想通り、バタバタと死んでいくので、どう収束するのかと思いながら読んだ。犯人を予想したが、外れた。
    面白かったが、過去一では無かったと思う。

  • 今回も全く犯人もトリックも分からなかったがとても楽しめた。

  • なんという「真相」なんだ!そんなからくりは聞いたことも見たこともない!Hulu放映が楽しみ。

  • 切ないなぁ。不幸な幾つかの偶然が積み重なった結果が招いた今回の事件。
    今作に関してはそこまでの『悪』は存在しないように思える。
    時間を使ったトリックなんだという頭はあったが、凡人には当てられませんでした。
    大満足の読了となりました。

  • 下巻まできちゃったらもうイッキ読み!!!
    伏線拾いに拾いまくってこれぞ本格ミステリ

    『金田一少年の事件簿』に採用されそうなラストだった
    映像化楽しみ

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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