NO.6〔ナンバーシックス〕♯7 (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773201

感想・レビュー・書評

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  • ネズミが泣くなんて、、びっくり。
    沙布どんな状態なの、先が気になる!!

  • 2023/03/06

  • あさのあつこさんのNO6第7巻。こちらも本当に良いところで終わります。続きが気になりすぎるので読み進めていきます。

  • 2019/04/13 再読。


    ・2023/03/18-19 再再読。

    ・欲まるだしなんだけど、やっぱこの巻かなり好きだな…… 矯正施設の中に入って一気に緊張感が増して、お互いのことをもう一度見直したというか改めて認識しなおしたみたいな雰囲気感じる。


    ・イヌカシとシオンもなー…… なんか、イヌカシに対してやっぱり母性があるんだなあとかそういう…… 母としての役割をあんまり求めたくないと思ってしまうんだけど、イヌカシなりにシオンのことを大事に大事に育てようとしていて良い。赤子からの信頼にしっかりと応えようとしていて、良い保護者だよ。

    ・必ずシオンのもとに帰る、と決意するところもたまらんな、ネズミと紫苑を助け出して、しっかり自分も生きて帰ると信じている……


    ・倒した兵士のことを「仕方ない」と言った紫苑にたっぷり5ページ分「あの紫苑が…… 仕方ないって……」って悩んでるネズミ愛おしいな。紫苑が思っているより、ネズミは紫苑の言葉に影響されてんのたまらん。

    ・そのあと小型爆弾セットしたときに「この位置じゃきみがぼくの盾になってるみたいじゃないか」って言われて「この状況で位置関係なんかどうでもいい、ばか」と返すけど、内心(どんな状況下でも他者のことを忘れない…… 紫苑だ……)って安心してるのすごいよほんと。他者のことを忘れないというか、ネズミだからなんだよな。


    ・羅史に撃たれて紫苑の腕の中で「やっぱりあんたと死ぬんだな」と受け入れるネズミ、たまらんたまらん。紫苑が反撃すると思ってなかったんだな、ほんとに。ネズミの中で紫苑がどれだけ清らかなもので、聖なるもので、汚れを知らないものであった/あってほしかったのかがここで強く感じられる。

    ・失意のままに羅史を撃って自責の念に駆られていた紫苑が、ネズミを捉えた途端「瞳の中に歓喜が閃く。笑みが大きく広がる。安堵の吐息がもれる。」と描写されててきぱきネズミの手当に戻るの、すごく、良い…… ネズミに自分がしたことを暗に示されて錯乱するけど、ネズミの涙で正気に戻るところもすごい。紫苑の中でネズミという人間の存在のデカさ。

    ・ネズミの涙たまらんなあ。この作品の中でさ、ネズミの涙って全部紫苑のために流れてんだよなあ。

    ・エレベータの中で、祈りのために組み合わされるかと思った指がそのままこぶしになった、とネズミが紫苑を見てるところ、すごくいい。今まであんまり印象に残ってなかったシーンだったんだけど、ここすごくいいな。この期に及んで、紫苑に「他者に慈悲をかけるやさしさ」みたいなものを無意識に望んでしまってるような気がする。


    ・月薬さ!!?ほんと死なないでよかったよね!!?!? 必要な犠牲とかそんなんじゃなくてほんとに死なないでよかったよね…… 

    ・つらすぎる。

  • 9巻にて

  • ★4.5

  • 続く

  • 物語も佳境。

  • 地下から開かずの遮断扉を突破し、矯正施設へ潜り込んだ紫苑とネズミ。高度なセキュリティシステムをくぐり、兵士に銃口を向けナイフをかざしながら最上階へ駆け上がる。最上階には《No.6》を支配するマザーコンピューターと、沙布が捕らわれている部屋があるはず…「やっと来たか。おまえを待っていた」

  • 施設に入り込んで幼馴染みを探す。

    街でも状況が変わってきて

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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