中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773492

作品紹介・あらすじ

中国史上、一番の名君は誰か。歴代皇帝の総数は少なくとも二百を超えるが名君と呼ばれる皇帝はわずかだ。しかし名君とは何か、その答えは簡単ではない。王朝の創業者か、領土を拡げた征服者か、善政を布いた為政者か。あるいは上司にするなら誰がいいか、という身近な基準もありだ。様々な角度から探った素顔の皇帝伝。

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、古今の中国皇帝について綴った一冊。

    当然名君から暴君まで幅広いものの、著者のわかりやすい文章で一気に読めた。

  • http://wp.me/p7ihpL-lS

    皇帝しばりということで中国の秦以降の王朝の皇帝を28人紹介。
    小説ではないです。
    中国の小説の場合、それが庶民の話だとしても皇帝中心の話だったとしても、どうしても世界観の上で王朝・皇帝がどのような状態であったかということは大事な要素となるので、いろいろな小説世界の世界観をイメージする上でとても参考になる本だと思う。
    諡号と廟号の違いなんていうのも知らなかったし(厳密にいうと気にしたことがなかった)、そういう知識的な情報を知れたことも良かった。

  • 作られた名君もいるが名前残すだけあって劇烈な個性派。コジキ坊主から成り上がった朱元障、異なる肖像画が2つもある時点でヤバイ。

  • 28人の中国の歴代皇帝を紹介。
    始皇帝、漢の武帝、三国志の曹操・劉備・孫権、隋の煬帝、唐の玄宗等のメジャーどころから、五代十国・五胡十六国のマイナーな皇帝、太平天国の洪秀全など皇帝?と思うようなものまで。これだけの人数が取りあげられていても、本当に名君といわれるのはほんのわずか(後漢の光武帝、清の康熙帝等)。大概は粛清あり、外征や土木工事による重税等々何らかの失政あり。政治ってのは難しいですね。たまたま今日は参院選ですけど。

  • 歴代中国皇帝から、作者が選んだ28人の人物伝。

    第一章は、王朝の初代皇帝5人。
    第二章は、クーデターで皇位についた5人。
    第三章は、短命王朝・皇位目前で敗れた7人。
    第四章は、外征を成功させた6人。
    第五章は、一癖ある5人。

    三・五がいい。
    紹介されている28人は、それぞれ知名度の差こそあれ、ビッグネーム。
    でも、一・二のメンバーは、歴史上に輝きすぎてる名前。好悪は別です。四もそうか。
    歴史の教科書に、載っていない、載ってても欄外みたいな人のエピソードが、楽しいです。

    そこから、その人物本に広がっていくわけだしね。

    そういう目的だよね、こういう人物伝。

  • 解説本というより紹介本で、紹介本というよりネタ本。
    面白いっす。
    ただ、一人一人がかなりざっくり。
    こんな人もいるんだぜー、くらいな書き方です。
    マイナーどころは、もちっと掘り下げて欲しかったですな。
    五代とか北朝とか。
    興味があります。

  • 小前さんなので内容は良いのだが如何せん薄いなのに内容詰め込み過ぎで全てで軽くなりすぎているのがとても残念。是非一人一人の作品を書いて欲しい。

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著者プロフィール

小前 亮(こまえ・りょう)
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。在学中より歴史コラムの執筆を始める。
(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、
2005年、『李世民(りせいみん)』(講談社文庫)でデビュー。
『覇帝フビライ 世界支配の野望』『唐玄宗紀』『賢帝と逆臣と 康煕帝(こうきてい)と三藩の乱』(いずれも講談社文庫)
などの歴史小説のほか、『三国志』(理論社)、『真田十勇士』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』(ともに小峰書店)
など児童向け作品も手がける。近著に『残業税 マルザの憂鬱』(光文社文庫)『劉裕(りゅうゆう) 豪剣の皇帝』(講談社)などがある。


「2019年 『天下一統  始皇帝の永遠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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