新装版 キリング・フロアー 上 (講談社文庫)

  • 講談社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773546

作品紹介・あらすじ

必読シリーズ第1作!
トム・クルーズ主演作「アウトロー」のエピソード0(ゼロ)

ジャック・リーチャー。元軍人。仕事も家族も、友人さえも持たずただ一人放浪する男。伝説のギター奏者の面影を求めて訪れたジョージアの田舎町で身に覚えのない殺人容疑をかけられ、刑務所で殺されかかった彼は、自分を狙う何者かの意志を察知する。刊行と同時に全米マスコミの絶賛を浴びたアクション巨編!

感想・レビュー・書評

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  • カリン・スローターとの
    コラボ作品「ザ・ゴールド」のために
    予習として買った本。

    始まりの方からして良い。
    ジャック・リーチャーが
    訓練を受けた危険な男であることがわかる。

    推理も出来るし、格闘もこなすし
    女にモテる、と今のところ無敵で
    放浪者なのに、何故事件を放り投げずに
    追うことになるのかが気になってたが
    納得して、そのまま下巻へ

  • 感想は下巻で

  • このシリーズは、まったく読んでいなかった。映画化作品も未見。まずは、シリーズ第一作。西部劇を思わせるような展開が人気の秘密か? 下巻に続く。

  • 旧紙の本で。
    今更ながらの第1作。さすがにドラマの筋はなんとか覚えている。

  • ジャック・リーチヤー・シリーズの第一作を読んでみました。
    正直、私にはイマイチでした。

    ストーリーが私には不自然に感じる部分が多々あり入り込めませんでした。
    1.主人公と女性警官の親密になり方が唐突
    2.警察が民間人(しかも流れ者)を捜査に平気で連れて行く
    3.主人公が話を聞くと悪いヤツら以外は皆ベラベラといろんな事を喋る
    4.民間人の主人公が何人悪者を殺しても警察は容認

    作者が狙った路線は分からなくもないですし、私の好きなジャンルですが、個人的にはストーリーがお粗末に感じました。

  • 村上春樹が本書の主人公ジャック・リーチャーのファンだそうです。それだけの理由でこの本を手に取りました。そのジャック・リーチャーはタフでクールで魅力的です。旨味がギュっと詰まった、あらゆる描写が巧く書かれた一冊でした。様々な謎を残しながら下巻へ突入。

  • 面白い!
    主人公のジャック•リーチャーはたまたま訪れた街で兄の死に遭遇する。
    まだ前半。
    続きが楽しみ。
    しかしこんな面白い本を再販しないなんてどういうことだろうか?

  • 続きが気になります

  • 2020.10.8 読了
     大掛かりな偽札作り悪党団に巻き込まれる話。少しでもバレそうになると誰彼構わず殺してしまう凶悪チーム、小さな町を町長・警察ごとのっとている。主人公の兄が財務省の調査官で捜査中に犠牲になったことが事件の発端。
    偽札の材料でインク、印刷は調達できるが紙だけが政府に抑えられて自由にならないため米国内では偽造不可になっているらしい。そこで犯人グループは海外で1ドル札を漂白した紙に100ドル札を印刷する手法を考え出す。
    主人公兄弟が軍人家庭に生まれ世界各地の米軍キャンプを転々として成長したため米国内の記録を普通に探っても経歴がわからない、というところも成る程。

  • 映画化もされているジャック・リーチャー・シリーズの第1弾。大長編だが飽きずに、時にはハラハラして読み進んだ。アメリカのとても小さい町で起きたとても大きな事件。長年ご無沙汰の兄との偶然で悲痛なすれ違い。元軍人のリーチャーの強さが半端ない。

  • CL 2019.5.4-2019.5.8

  • "この作者を知ったのは、トム・クルーズさん主演の映画を観て。
    映画は二作すでに上映されDVDにもなっている。
    小説のジャック・リーチャーは背の高い人物で映画ではそうでもない。
    この特徴以外に違和感は感じなかった。事件に巻き込まれ、後には引けぬ状況で自らの経験と知識で窮地を脱していく物語に引き込まれる。
    一気読み小説。下巻を早く読みたくなる。"

  • レビューは下巻にて

  • 映画の「アウトロー」がそこそこ面白かったので、シリーズの第1作を読んでみました。
    謎解きあり、ロマンスあり、アクションありと盛り沢山です。上下巻にわかれていますが、一気に読める内容です。
    ただし、結構残酷な描写があるので、そのあたりはちょっと引いてしまいましたが。
    ただ、このような小説の悪人は、残酷なことをしているのですが、死ぬときはあっさり殺されてしまうことが多いですが、この小説でもあっさりと流してます。
    個人的には、残酷な犯人は最後は悲惨な死を迎えてほしいと思っています。ハムナプトラのベニーのように。

  • トムクルーズ主演映画の原作シリーズ第一作。特殊部隊出身の流離いのスーパーマンが美人警察官と共に街の悪党を排除し、去ってゆく。テンポ良く、一気読み。

  • 面白かった!
    シリーズ通して読みたい。

  • 凄く読み易かった。まずは、そんな感想が思い浮かぶ

    ジャンルで言えば、ハードボイルドならぬソフトボイルド

    たまたま訪れた町で、殺人犯と嫌疑をかけられてしまうジャック・リーチャー

    しかし、思わぬ事実が判明する

    被害者の一人が、ジャックの兄、ジョーだったのだ

    警察官のフィンレイとロスコーを味方につけてジャックは、ジョーの仇を取るために立ち上がる

    前半はひたすら捜査

    さて、この後半どうなる?!

    それとあと気になったのは、ジャックとロスコーの関係があっという間に深くなること(笑)

  • トムクルーズ主演のアウトロー。その原作ジャック・リーチャーシリーズの第一作。アウトローを読んでみようと思ったらすでにシリーズで17作も刊行されている人気シリーズだと知りまずは第一作目を読んでみようかと。元特殊部隊の退役軍人の主人公が巻き込まれる事件を解明していくというよくあるストーリーだけどジャック・リーチャーの型破りなキャラにどんどん引き込まれた。

  • 2013年に、トム・クルーズ主演で映画化された、『アウトロー』。
    その作品の主人公ジャック・リーチャーが出てくる作品の第一作。

    アメリカ南部で、よそ者が地元当局に睨まれてしまうというのは、
    アメリカの小説や映画でありがちですが、これもそう言うプロットを
    取っています。そして、地元警察にリーチャーの理解者が出来て、
    物語が進んでいくわけです。

    そんな基本線で、上巻ではリーチャーが地元警察に捕まるところ
    から物語が始まり、事態が転換する前のところまでを描いています。

    それにしても、36歳くらいで少佐まで昇進しているということは、
    それなりに優秀だったんですね。

  • 2013/02/20読了

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著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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