散斬 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 169
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773614

作品紹介・あらすじ

時代の大老井伊直弼は四面楚歌の政局打開の鍵と考え、座光寺藤之助を味方につけるべくひそかに上海に手下を送る。藤之助は江南の水郷を旅していた。案内役の劉源は、仇敵黒蛇頭から逃れてきた男だった。そして玲奈は遠きバタビアで父の面影を追う。新・幕末小説は舞台を広げ新たなステージへ。

感想・レビュー・書評

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  • 本の題名から、髷を切るのでは?と思っていたら、本当に切っちゃった藤之助。(江戸幕府がどうなるかわかっている身としては、良かったのでは?と思うのですが、周りにいる人たちはびっくりしただろうなぁと)

    新しい仲間を得て、中国探検の旅に出るのですが、最後の最後で……。って、このタイミングでこの巻は終わっちゃうの!?となりました。

  • ひと山終わったと思ったら、藤之助最大のピンチに....。
    次週に続く。

    気になって寝られん。

  • 劉源という新しい仲間を入れて幅を持たせた。黒蛇頭との関係は?

  • わくわくどきどきで少年の夢。好きですよ。

  • 藤之助はもはやお友達になってしまっている、くらいのところまで読みすすめてます。

  • 気になるとこで終わっている…

  • 佐伯作品で、主人公が敵の手に落ちるって、初めての展開のような気がする。

  • 第十七弾
    最新作を読んで途中を飛ばしていることに気づく
    話としては続いているのは前からだが、今回、主人公が捕らわれて終了
    大老井伊との駆け引きは?
    今後幕末をどのように乗り切っていくのか
    貿易の仕事があるから問題ないか?

  • 本シリーズも早17巻目。どう進んでいくのか、まったく見当がつかないが、まだまだ続きそう。今回は上海での話しだが、なんとなくつなぎっぽい。背景の歴史が大きく動きそうなだけにそれにあわせるための時間稼ぎかな?

  • 途中まではただのつなぎっぽい感じだったのに、最後の方でなんと、藤之助の身に!っていう展開になっています。
    次巻が早く読みたい~。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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