爆ぜるゲームメイカー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 256
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773751

作品紹介・あらすじ

"嫌われ者に愛の手を"-週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の"嫌われ者"と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの"本当の狙い"がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける。

感想・レビュー・書評

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  • まただよ。「本当の狙い」「戦慄の結末」とか煽るから、どんでん返しがあるんだなって身構えちゃって想定内の結末だと肩透かし食ったような気になっちゃうという…。
    そもそも、人を殺してまで一千万手に入れたやつは、枕元に一千万あったら絶対思い出すでしょう? 後半の種明かしのためにリアクションさせないのは…。
    小谷野が滝川を誘い、滝川が宮下を誘って三人組になったのに、三人ともにあらかじめ関係者に数えられてる。誘わなかったら、あるいは違う人を誘っていたらどう修正するつもりだったの?
    宮下は勝美が死んだと思い込まされていたのに、田園調布で再会した時に何にも言わない。実は生きていたって事前に知るシーンがあったのをわたしが読み飛ばしたのか?
    ジャンプの下りは…。いや、後からジャンプしとけばっ…て後悔するか?
    クララも意味ないわ~。小谷野に本気で惚れる必要あった?
    オオシマは生きていた風なラスト…。取って付けた感。オオシマのカリスマ性も、説明されただけで実感なし。
    登場人物多くても筋が入り組んでても混乱させないのはさすがですが。

  • 途中まではドキドキして読んだが、
    後半は矛盾が多く残念。

  • “嫌われ者に愛の手を”-週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の“嫌われ者”と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの“本当の狙い”がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける。

  • オオシマは天才だと思う

  • 「きらわれもの」を改題・加筆修正

  • 人の頭がガンガン爆発していくのでお腹いっぱい。
    途中で爆発したオオシマは誰だったんだ…?娘に近づいた車椅子の若い男は誰…?
    謎は残るけど、テンポよく最後まで読めた。登場人物にカスが多くて、誰に感情移入すればいいのか分からない。

  • 面白かった

  • 2015/08/22
    移動中

  • 2012.11

  • 何やら、サスペンス要素が強化傾向にあるな。
    しかも、内容がインスパイアされたのか偶然なのか、パクっちゃったのか、伊坂幸太郎、石田衣良の某所の場面が散見...

    読者を惹きつけるリズム感は良いのだが、なんだかこのところ木下節が...

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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