新装版 キリング・フロアー 下 (講談社文庫)

制作 : 小林 宏明 
  • 講談社
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本棚登録 : 105
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773812

作品紹介・あらすじ

殺されたのはもう何年も会っていない、財務省で通貨偽造を調査していた実の兄だった。おれがこの手で犯人を挙げる、誰がなんといおうと-。容疑が晴れ釈放されたリーチャーは女性巡査ロスコーと共に事件を追い、町を覆い尽くすある巨大な陰謀を明らかにしていく。アンソニー賞最優秀処女長編賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 殺されたのはもう何年も会っていない、財務省で通貨偽造を調査していた実の兄だった。おれがこの手で犯人を挙げる、誰がなんといおうと―。容疑が晴れ釈放されたリーチャーは女性巡査ロスコーと共に事件を追い、町を覆い尽くすある巨大な陰謀を明らかにしていく。アンソニー賞最優秀処女長編賞受賞作。

    勧善懲悪まっしぐら。無敵のジャック・リーチャー、これはこれでいいのでは。

  • 少し前に映画を観て、読んでみようかなと思っていた作家。

    イギリス人の書いた小説ということで、苦手意識が先行していたから、今さら感は否めないのだけれど…。

    予想以上に面白い!

    ただただハードボイルドなわけでもなく、きちんとロマンチックなお相手もいて、私好みに勧善懲悪で。

    ちょっとボッシュみたいかな。コナリーファンならどストライクな気がします。

    次作も楽しみ♪

  • こないだ読んだ「アウトロー」のジャック・リーチャーシリーズ第1作。いやーオモロかった。

    この本の楽しみ方は、小難しいことはなんも考えずに、活字を、ジャックのやることなす事を読んで「ウワー、スゲー」と感嘆し、ドキドキし、ワクワクし、ビックりする。それにつきる。大ぶりのハンバーガーを食うような感じ、まさにアメリカンテイストだな。作者イギリス人やけど、上手いことアメリカ人をくずぐってるなぁと、そんなことにも感心する。

    名探偵の条件は頭脳必須だが、中には筋肉で難問を解決する探偵もいるもんで、主人公はそういうフィジカル探偵だと思う。
    放浪癖があってブルーズが好きでマッチョで美人と自由が好きなお気楽ジャック。彼の生き様を読むのが楽しくて、少々のご都合主義や瑕疵など笑って許せてしまう小説。まだまだ追いかけたいシリーズである。

  • テンポ良く、一気に読めました。面白いです。このシリーズ、楽しみです(^^)

  • 作者の熱量が半端なく伝わってきた。主人公ジャック・リーチャーの一人称で語られるせいか、推理というより妄想じゃない?って箇所もあったし、事件の発端はあり得ない偶然だけど、そんな瑕疵などどうでもいい程隠された闇が魅力的だし、プロットがよく練られている。ジャックも法律等全く気にかけず、迷わず自分のルールで猛進する所がスカッとする。他の作品が楽しみ。

  • デビュー作にして、傑作。
    まるでウェストレイク初期のハードな犯罪小説「殺し合い」を想起させる。目的の為には殺しも厭わない元軍人の主人公。タフで非情でありながらも、複雑な謎を解く明晰さを併せ持つ骨太の男。閉ざされた田舎町で起こる巻き込まれ型の発端から、簡潔で力強い文体を駆使して読者を引き込み、醜悪な犯罪組織を相手に死闘を繰り広げる終盤まで、スリルに満ちた展開が続き、さらに極めて映像的な印象を残すクライマックスは圧巻だ。臨場感溢れる活劇、己の信条に忠実な台詞も良い。

    娯楽小説に徹する著者の姿勢が潔い。楽しみなシリーズがまた増えた。ところで、未読のアウトローをパラパラとめくっていたら、一人称から三人称へと変わっていて驚いた。ハードボイルドのテイストが失われていないか不安である。

  • アンソニー賞とのことで、手に取った。背が高いリーチャーはトム・クルーズには思わなかった。

  • アメリカの片田舎を舞台に、クライム小説を書いている。そんな作家はイギリス人

    何故かアメリカらしさを感じてしまった

    面白いように、本作品の主人公ジャック・リーチャーの思うとおりに事が進むのはご愛嬌

    リー・チャイルドの作品を初めて読んだけど、凄く読み易いように感じた

    好きな作家というのは、書く内容もそうだけど、自分にとって読み易いかどうかも関わってくると思った

  • イギリスの作家が書いた米国流のヒーロー、ジャック・リーチャーが活躍する娯楽活劇。これまでに17作(最新作は2012年に出た『A Wanted Man』)出ているシリーズの第1作目。
    ハブルの居場所のような謎解きがただの山勘でできてしまうご都合主義には驚くけれど、強い正義の味方と美女とわかりやすい悪というシンプルな構図で、エンターテインメントとしては十分に楽しめる。人を殺しまくっても、相手が悪人である限り、主人公は追いかけられさえしないというのもお約束として納得して読むべし。

  • ジャック・リーチャーサーガ第一弾。

    なるほど。
    そう来るんですか。

    中々、面白いです。
    ジャック・リーチャーが、
    法をモノともしない様になっていった過程が判ります。

    でも基本は、流れ者なんですね>ジャックは。
    依頼を受けて解決するという、普通の探偵物とは違います。
    謎は解いていくので、そう言う意味では探偵物の要素はあるんですが、
    内容は、ある意味バイオレンスアクション。
    アクション小説というべきかな。

    それと面白いのが、作者がイギリス人であるということ。
    アメリカ人じゃ無いんだという新鮮な驚きです。

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プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに21作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は18作目にあたる。2012年にシリーズ9作目の『アウトロー』(原題『ONE SHOT』)が映画化され、さらなる注目を集めた(日本公開は2013年)。

「2016年 『ネバー・ゴー・バック(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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