吉田茂 ポピュリズムに背を向けて<上> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774086

感想・レビュー・書評

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  • 知識不足のため、どの程度、吉田茂の実像を伝えているのかよくわからなかったが、読み物としては面白かった。
    ポピュリズムに背を向けてというと聞こえは良いが、プライドが高く、唯我独尊の性格の裏側とも言える。個人としては好き嫌いが分かれる人だったのだろうと推測。時代が彼のような人を必要としたのかもしれない。

  • 長年積ん読だったがようやく読み始め一気に読了。歴代首相の中でも最も人気のある人物だが、じっくり言動を眺めたのは初めて。戦前戦後の不安定な時期に、軍部や他の政治家、マスコミ、占領軍を相手にしても、全くぶれない姿勢と本質を鋭く見極める能力は改めて素晴らしいと思う。ぶれないことが信頼につながり、戦時中にもかかわらず欧米からの信頼がゆるがない。実父と義父の影響を強く受けているようだが、この二人のことをもっと知るとより理解が深まるし、自分にも役立つ気がする。作者の北康利は、白州二郎や福澤諭吉についても著作がある。この本も400ページ近い分量だがテンポが良いので一気に読めるし、その場で見たり本人に聞いたかのような臨場感。

  • 「この国が、国民の顔色をうかがって媚を売る政治家に、(中略)吉田茂というポピュリズムの対極にいた政治家について考えてみることは意味のないことではあるまい。」本書より抜粋 。

  • 130415

  • 吉田茂を知る一冊。

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プロフィール

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家としてみずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞・累計47万部)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』、『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』(以上講談社) 、『陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『西郷隆盛 命もいらず 名もいらず』(WAC)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)などがある。

「2017年 『佐治敬三と開高健 最強のふたり〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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