- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062774161
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「らしい」作品・・・。
終末に期待し,
終末を勘ぐりながら読み進めていったが
やっぱりひっくり返される・・・
でも,すっきり感がないのは
どういうわけだろう・・・ -
まさに乾くるみ作品!という感じだった。綺麗に騙された。ライトに読みやすいミステリ。
-
序章が最後に繋がる内容だが何だかダラダラと進行して和美の回想が良く分からない。
どう意味があるのか分からなかった。
辰己と天童?モヤモヤして「?」だらけ!
単なる歪んだ愛情表現だったのか?
乾くるみさんの作品としては?マーク。
他の作品も読んでみたいが…? -
-
乾先生の人気作『イニシエーション・ラブ』を含む“タロウ(タロット)・シリーズ”の1冊目。
私は『イニ・ラブ』⇒『リピート』⇒『セカ・ラブ』と読み、こちらに手をつけました。
『イニ・ラブ』への布石と言える作品と思います。
『イニ・ラブ』程の衝撃や纏まりを想像するのは控えるのがオススメ。
あくまで“布石”
これがあったからこそ『イニ・ラブ』が生まれたのでは?と思います。
このシリーズでの未読は『嫉妬事件』のみとなりましたが、この作品が今のところ一番、天童さんが出てきます。
天童さん好き(がいるかは不明ですが(汗))にはたまらない作品。 -
時系列がバラバラで読みづらい。まあ、初期の作品はこんなもんかな。
-
プロローグとエピローグの間に、時系列がバラバラになった、断片的なエピソードが多数挟み込まれるという、変わった構成になっています。
一見、読みにくいと思われるのですが、時間の流れはある程度把握出来るので、思っていたよりも読みにくさは感じられませんでした。
ちょっと短めの長編と言えそうな分量も、この作品には丁度良さそうですね。
ただ、この新装版には、旧版に掲載されていた作者自身による解説がないのが残念。