幻想郵便局 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2930
レビュー : 361
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774291

感想・レビュー・書評

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  • 病院の書架にあり、ふと手に取りました。この作者は初めて読みました。他愛がないようでいて、なんだか好きな話でした。別の作品も読んでみよう。

  • おもしろかった‼最初は主人公のアズサに感情移入出来ず、どうなることやら、だったけど、なかなかどうして、おもしろかった‼ 真理子さんのキャラが良いよね〜☆わたしの中では鳥居みゆきなんだけど(笑)心霊とか大好きなわたしはハマりました。 亡母にもこんなふうに手紙を出したり、届けてほしいなとちょっと涙ぐみつつ、笑っちゃう場面もありつつ☆ 続編も読みたいと思います。これ、イイわ☆

  • 就職先が見つからず、やりたいことも見つからずいた主人公が唯一受かった郵便局は、普通ではなかった。死者が通過する三途の川の現在版のような場所で、探し物を頼まれる主人公。順調に見つけるも、空気は不穏になるばかり。入りがまず楽しくて一気に読み終えてしまいました。ファックスの下りが面白くて吹き出します。もう少し一人一人掘り下げてほしいなと思わなくもないですが、十分に楽しかったです。

  • 死の世界とこの世を橋渡しする登天郵便局。アズサは探し物の特技を買われて、その郵便局でアルバイトをすることになり、、、

    登場するひとたちも生きている人もいれば、お化けも登場する。死と生の境界線が妙に低い世界。考えてみたら、死ぬという義務や権利は生きている以上は誰もが平等に持っているもの。死後の世界が分からないからこそ、ひとは哲学するのか。

    ほのほのぼのとした世界観が好きです。最後に、郵便局のみんなが集まれて良かった。

  • 近所の本屋さんのオススメ棚に陳列されていたものを予備知識なしで購入。たまにホラー(苦手)だが,全体的にはっちゃけてて面白い。

  • 買うつもりではなく立ち読み程度に行った本屋さんで何故か惹かれてしまった一冊
    テンポ良く読破
    面白かったです。

  • 楽しいファンタジー!
    肩の力をぬいて読める。

  • 就職先が決まらないアズサは探し物が得意という特技を活かして郵便局でアルバイトをすることに。しかしそこはただの郵便局ではなく、実はある秘密が隠されていてーという話。

    春の公園でのんびり読書をするためにこの本を購入しました。表紙がとても美しいのです。

    さて、肝心の話ですが、まずは雰囲気がジブリ映画のようでした。登場人物一人一人がとても個性的で、初登場時は嫌な印象の人も読み進めていくうちに印象が変わるような、どこか憎めない一面を持っている人々です。心理描写はとても少なく一見表面だけをなぞっているようですが、(私が感じ取れていないだけかも)読んだ人々は美しい文章だったりその行間から何かを掴むことができるのではないでしょうか。
    かく言う私もその一人。ここの部分の文章が、ということは無粋なので話しません。
    「ごく普通の少女が人生の一時を夢のような不思議な空間で過ごし、その終焉をみる」という一連を色鮮やかに、時には恐ろしい文章で表現しているこの本を読み終えた時、私は人生の諸行無常をとてもよい方向に、少しだけですが、理解できたと思います。長い人生の中で色んな人々との出会いと別れがあって、ぱったり会わなくなる人もいればずっと続く人もいる。それを繰り返して最終的に自分の周りには誰がいるのかと少し楽しみでもあります。もしかしたら誰もおらず、ひっそりと死んでいくかもしれない。人生の本当に最後に登天郵便局に行くことは実際にはできないかもしれない(人が死んだらどこに行くかはどんな宗教や科学を以てしても生きている人間には永遠にわからない問題でしょう)けれど、この本の登場人物のように笑顔でこの世にお別れできるような人生を送りたいと思いました。

    そしてもしこの本を文庫版で購入された方は、是非あとがきも読んでいただきたい。人の世の諸行無常の中で壊れてしまったもの、片隅に追いやられてしまったものに思いを馳せることは単なる懐古趣味ではなく、その人に心の拠り所や生きる意味を与えてくれるのではないか、と思えるようなあとがきでした。

    うーん、何が言いたいのかわからなくなってきた。

  • 面白かった。ホラーであり、ユーモア小説であり、ミステリーでもあり、青春小説でもある。登場人物がまた魅力的。個人的には、青木さんが好き。ドラマ化とかしたら、面白いだろうな。

  • 就職浪人中の主人公アズサはなりたいものになればいいと言われてもなりたいものがわからない女性。
    履歴書に書いた特技探し物のおかげで不思議な郵便局にアルバイトにいくことが決まる。
    そこから始まる物語。
    ほんわかした文体で読みやすいけれどテーマは結構重い。また時間がたってから読み返したい一冊。

著者プロフィール

堀川 アサコ(ほりかわ あさこ)
1964年生まれ、青森県出身の小説家。
2002年、『芳一――鎮西呪方絵巻』が第15回小説すばる新人賞の最終候補。2006年、『闇鏡』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。
文庫化されている『幻想郵便局』が書店員たちの後押しもあって大ヒットし、「幻想」シリーズとして人気を誇る代表作となった。

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