都会のトム&ソーヤ(4) <四重奏> (講談社文庫)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774710

作品紹介・あらすじ

内人と創也が幽霊屋敷でロケ開始!ロケ先で仕組まれた頭脳集団(プランナ)の罠から逃げきれるのか!?

同級生のピンチを救うため、マラソン大会で脱走計画を実行した創也と内人は、幽霊屋敷の謎を追って、さらなる冒険へ。また、栗井栄太から新たな招待状がとどき、究極のゲーム制作競争にも新展開が……。シリーズ第4作も、目がはなせない!

感想・レビュー・書評

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  • この巻から文庫版も、にしけいこイラストの表紙に。マラソンの授業からの脱走+ジュリアスの過去+幽霊屋敷?での撮影+「保育士拳」で"四重奏"。
    脱走編は、数年前に映画と一緒に作られてたドラマ版で原作として使われてた(割と別物ではあったが)。うっすら覚えのある話だな…と思ってたら、昔読んでいたんだな。

  • シリーズ4作目。
    このシリーズのヒーローは間違いなく創也でなくて内人だな。外聞的には逆になっているけど…
    ハリーポッターをどことなくイメージする「秘密の小部屋」っていうのが、体育館ステージ下の収納スペースの中、というのが面白かった笑
    栗井栄太からR・RPGの試作品プレイの招待状が2人に届けられるけど、それについては次作へ続くよう。
    クモがコーヒーを飲むとちゃんとした巣を作れなくなる、とか今回も小ネタにへぇとなった。

  • 「都会のトム&ソーヤ」シリーズ4

    竜王創也と内藤内人の二人は
    クラスメイトのピンチを救うため、マラソン大会にトリックを仕掛けて大脱走..!

    こんな作戦、な~んかほんとうにやってみたくなりますね。
    もしかしたらリアルにクリア出来ちゃうんじゃないかという気さえしてきて
    わくわくドキドキ。いいなぁ中学生♪^^

    栗井栄太への対抗意識は相変わらずのようだけど、創也は少々スランプ気味かな...。
    内人くん、君は相変わらず冴えてたね♪
    斑屋敷にフェアリーは本当にいるの?いないの?....どっちなんだろう。

    そして卓也さま。
    正直申しましてだんだんとイメージが緩んできておりまする...(笑)
    念願の保育士になれます事、陰ながら応援...というよりは
    おおいに楽しみにしています。^^

  • 1つ前に読んでいた本が重めだったので、息抜きも兼ねて。さくっと読めて、面白い。
    マラソン大会を抜け出す話の方が好きかな。みんなで協力しながら、小さい冒険をする感じが微笑ましくもあり、学校生活楽しそうだなぁと羨ましくもあり…。
    また重めの本を読んだ後に続きを読もうかな、と思ったけど次巻も気になる、、

  • マラソン大会からの脱走、幽霊屋敷で窃盗団と接触…いよいよ盛り上がってきた感じ。
    前者は学校というある種特殊なルールの中で、いかにうまく抜け道を探すかというところにワクワクがあるし、幽霊屋敷の話は砂糖一本で車を故障させる内人くんの知識に驚く。
    読みやすいのですぐ読み終わってしまった。

  • やっぱり面白かった!ウチのお嬢に学校の図書室で借りてきてもらって読んでいたのだが、文庫になったので購入。内人の生命力は相変わらず中学生離れしている。頭がいいのは創也なのだが生き延びるのは内人なんだろうな。それにしても1巻から3巻もにしけいこの表紙にならないかなぁ。せっかくいい味出してるんだから。

  • マラソン大会とは、これまたベタな学校生活。

    内人の今までの無理な人物設定はさておき、
    クラスの女の子、堀越美晴が好きなはずなのに、
    他の美少女に花束を持っていこうとする
    浮気者だったとは。

    あ、でも、前に転校前の女の子に呼び出されて、
    揺れ動いたこともあったから、
    これが普通の男の子というものか。

    いや、今回、無理やり付与されたキャラクターは霊能者?

  • 講談社文庫として4冊目の本書。
    なぜだか不明ですが、この巻から表紙がイラストに
    なっています。
    最初からイラストだったらよかったのに!?

    先の3巻までを読んでから日が経ちすぎて、
    細かい内容を忘れ気味でした。
    それでもエンタテイメントに満ちた1冊でした。

    5巻を既に購入済みなので、続けて読むか
    楽しみを少し先に延ばして焦らすか迷うところです。
    きっと、読んじゃうだろうな。

  • はやく続きを文庫化!!!熱望!!!!!

  • 表紙がエンタメYA!とだいたい同じ装丁になってて嬉しい!

    今回も面白かった。
    ただ、内人のサバイバル術の披露が巻を追うごとに少なってきている気がする。
    その分、栗井榮太や頭脳集団をめぐる冒険に焦点が当たってきていて、続き物として面白い。

    内人を見習って、スティックシュガーやら何やらを常にポッケに入れといた方がいいのかなあとか考えてしまう。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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