ST 沖ノ島伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.50
  • (17)
  • (30)
  • (64)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 378
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775267

作品紹介・あらすじ

“伝説”シリーズ第三弾、待望の刊行。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 玄界灘に浮かぶ沖ノ島。港湾工事現場での不可解な水死事件。現地へ向かった“ST”だが、そこは古代からの社、宗像大社の神域で、島での出来事を語れない“御言わず様”の因習、警察といえども現場への上陸すら許さない厳粛な掟が赤城、青山たちチームを阻む。捜査続行不可能か?“伝説”シリーズ、待望の第三弾!

  • 伝説を知るまでかなり苦痛。

  • ちょっと珍しい着眼点で描かれたストーリーだなぁという印象。
    メンバー全員がいい感じに活躍していて、満足度は高いです。

  • 面白くて一気読み。
    初期はビミョーだけど その後のこのシリーズは怖いくらい安定している。たいていのシリーズものは初期から中期が1番面白くて それはそんなに長く続かないものだけど 持続してるよねぇ。まぁ 伝説もののほかの2冊はまだ読んでないケド 笑。
    今ふと気がついたけど 5人の中で役割的に捜査員に近いのが 青山くんと山吹さんでしょ?翠さんは別格で好きだけど わたしが面白いなと感じる時は 青山くんと山吹さんが活躍する時が多いように思う。ということは 鑑識とかの科学的アプローチより 刑事がする捜査側からのアプローチの方が面白く感じてるってことだよね?
    つまり 心理的なものに1番キョーミが惹かれるし それは科学と捜査が重なる部分でもあるけど 動かぬ証拠より 捜査の駆け引きやあらゆる意味での人間関係の方に惹かれるってことでしょ?
    わたし自身全く論理的でなく 多分に情緒的でカンや思いつきで生き 情に流されやすいタイプ 笑。理系ではなく文系 。だからの嗜好?
    だったら なんでこのシリーズが高得点なのかなぁって 矛盾もあるケド 笑。この破茶滅茶な感じがわたしか?
    なんか変なとこに話が繋がってしまった。
    また新たなS Tシリーズに出会えることを心待ちにしてまーす。
    あと個人的には 菊川さんと翠さん いい感じなんですケドー。それも楽しみ。

  • 福岡県玄界灘に浮かぶ沖ノ島には、宗像大社の神社のひとつである沖津宮がある。
    天照大神の娘・田心姫を祀っている沖津宮には、古来より定められた掟があった。
    ・神官以外は基本的に上陸禁止。
    ・女人禁制。
    ・島で見聞きしたことは決して外で語ってはならない。
    ・島から何ひとつ持ち帰ってはならない。

    土地の因習に縛られ捜査は難航する。
    赤城が水死体を解剖したことにより他殺が判明。
    事故ではなく正式に事件となり、ようやく捜査本部も設置されることになる。
    しかし、警察OBも絡み思うように関係者から話を聞くこともできない。
    STのメンバーたちは証言者たちの生理的な兆候と、心理学的な観察で事件の真相に迫っていく。
    相変わらず自由に動き回るSTのメンバーたちに振り回されながら、百合根は彼らの言葉を信じ捜査を進める。
    伝説シリーズはこの物語で終わるようだ。
    理由はわからないが、他のシリーズに比べると伝説シリーズにはSTならではの面白さがあまりなかったように感じた。
    誰もが納得する証拠を捜査にいかすために設置されたST。
    だが翠たちの場合、その特殊な能力を持ちがゆえ、間違った方向へと誘導してしまう危険もはらんでいる。
    すべてを総合し、分析し、判断する人間がいてこそSTはいかされるのだとあらためて思った。

  • こちらも安定感のあるストーリーに◎

  • 今でも、地方によってはこのような神聖な場所として人々に深く信仰されている場所が、あるのだろうか・・・。

  • 「沖ノ島殺人ファイル」

    面白かった!今回は禁忌だらけの島での事件!

    その島には立ち入ることができない

    その島で起きたことを人に話してはならない

    その島のものは一木、一草持ち帰ってはならない

    こんなだから捜索できない!

    STのメンバーは関係者との書き込みだけであらかた全貌を見抜いちゃった!

    おもろかった!

  • 沖ノ島の伝説、タブーがまだある島での事件。色々と障害がある中での捜査。事件の裏に隠された原因をも解決する今回の話も面白かった。

  • STシリーズ。今回は福岡出張、島の港湾工事で人が死んだ。その島は島自体が御神体、立ち入り禁止の女人禁制。『御言わず様』で島であったことを他言してはいけない。関係者の証言と状況から推理し、事件解決の糸口を探す。今回はSTメンバー全員が活躍。展開が早く楽しめた。

全28件中 1 - 10件を表示

プロフィール

今野 敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。

ST 沖ノ島伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班> (講談社文庫)のその他の作品

今野敏の作品

ST 沖ノ島伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班> (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする