- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062775359
感想・レビュー・書評
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キックボクシングをやっている友人に借りて初めて百田さんの作品を手に取った。食わず嫌いして読んだことなかったのでいい機会◎
特進組で勉強は出来るがいじめられっこだったことをきっかけにボクシングをはじめた真面目で努力家の木樽とケンカ強く下品ではあるがボクシングについては天才的センスある鏑矢の対比が効いているね、すごく。
すいすい読める。とっても読みやすい。難しいことはなにひとつ書いてない。ボクシングについて無知なわたしにもわかりやすい。
久しぶりに苦手なスポ根もの読んだけど、スポ根小説というよりも青春小説色が明らかに強いのでなお、読みやすかった。
下巻もあっという間に読めちゃうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読んでボクシングの見方が変わった。細かな解説のおかげで全くボクシングがわからなくても非常に熱い気持ちになった。対照的な2人の主人公のボクシングに対する気持ちや青春時代の様子がうまく描かれていて一気読みしてしまう。
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ボクシング、友情、やる気
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久々の小説。
百田尚樹ブームに乗っかろうと思い手に取った。
おもしろい。
小説は、ハマらないと読み続ける気にならないが、やはり人気作家の作品に外れは少ないのだろう。そりゃ売れるわけだ。
高校生のボクシングを題材としているのだが、才能ありふれた鏑矢と、努力家の木樽という2人の登場人物がメインのストーリーだが、木樽がどんどん強くなっていく様に、すごく惹きつけられる。
また、顧問の女教師に心惹かれる木樽の様子も高校生ぽく、良い。
とりあえず下巻を読むのが楽しみすぎる。
ビジネス書が好きな自分だが、こういう感覚は小説でしか味わうことができないと改めて思わされている。
手にとってほんとによかった。
急いで下巻読みます! -
「永遠の0」の百田尚樹氏によるスポーツ小説。高校ボクシング部を舞台に天才肌と努力型の2人の主人公が織り成す物語です。登場する地名が新今宮、西九条、玉造、etc・・・と大阪の人ならすぐに思い浮かぶ地名ばかりで、それだけで物語に入っていけます。ボクシング知識が全然なくても大丈夫。新任女性教師がボクシング素人の視点で投げかける質問に、ベテラン顧問が丁寧に説明してくれることで読者もボクシングの見所を抑えることができます。あとはただ物語りの展開に任せて一気に読みきれます。
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百田尚樹続き、さらに角田光代の「空の拳」続きのボクシング小説。
「空の・・」が、雑誌編集者の視点での小説に対し、こちらは高校のボクシング部の二人の親友を中心にそえた青春スポーツ小説。さわやかな、読み応えのある傑作。 -
読みやすく面白かったが、設定や展開がよくありすぎる、または無理やりすぎるように感じた。
例えば、電車で先生が助けられるとか、木樽がなぜか女の子にデートに誘われてそこでボコボコにされるとか、漫画か!って感じた。もうちょっと工夫してほしいと思った。 -
これまたスラッすらと読めた
ずーーっといつか読もうと思ってたから読めてよかった。私もボクシングに対して暴力、野蛮なものという認識が強かったからここまで読まなかったんだと思う。
なんか、勝負っていいね
私は勝ち負けが嫌いだけれど、勝ち負けがあるからこそ頑張れていたものが沢山あるのだとも痛感した。
大人になったら、勝負することってどんどん減るし、単純なヤツ強さ弱さだけではないことが沢山ある。めんどくさい世界だ -
面白かった
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青春小説。ボクシング部を舞台にした小説で新鮮。