奉行の杞憂 八丁堀手控え帖 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775649

作品紹介・あらすじ

独断専行、一匹狼の探索を得意とする若き隠密廻り同心・深見十兵衛。だが今度の遠山奉行からの命は勝手が違う。北町奉行所の同心の間で起きた刃傷事件と、禁制品の鉄砲所持が明るみになった捨訴。老中水野に取り入った目付の鳥居耀蔵に介入されたくない遠山奉行は、十兵衛に、同僚たちの内偵を命じた。あぶり出されたものは? 恨みを買っていた者は誰か? くぜ者揃いの組織の闇に、若き十兵衛は斬り込めるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 隠密同心の深見十兵衛
    お奉行を陥れる陰謀を探るが実は・・・

  • 第四弾
    ちょっとした奉行所内での同心の諍い
    このことを目付鳥居に調べられると?
    隠密同心十兵衛が事件の真相に迫る中遠山奉行が襲撃される
    些細ないじめが原因の同心の犯罪
    現在に通じるいじめと冤罪?

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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